1周年を迎えた「近江町いちば館」（金沢市青草町）の「近江町交流プラザ」で6月5日・6日、「食育フェスティバル」が開催される。

「親子3世代クッキング」の様子

　同プラザは、これまで「市場」の立地を生かした「食」に関する多様なイベントを開催してきた。同フェスでは、身近に「食育」を楽しめるさまざまなイベントを盛り込む。

　5日は、「市場スタンプラリー」（受け付けは13時30分まで）、「加賀野菜あてクイズ」、「かなざわ食育カルタ」、「食育ゲーム大会」（10時30分～、13時～）、食育寸劇「おおかみと加賀野菜ベジターズ」（11時～）、野菜ソムリエの北形謙太郎さんによるミニ講演会「近江町市場の八百屋が教える野菜の目きき」（12時～）などを予定しており、子どもたちが遊びながら食の大切さを学べる内容になっている。

　6日は、相愛大学客員教授の坂本廣子さんが「未来につながる食歴づくり～食教育のすすめ」と題した講演（14時～15時30分、定員120人）を行うほか、市内の小学生20人を対象にした「金沢こども料理塾－子どもの五感を育む楽しいクッキング」（10時～13時）を開催する。メニューは、鍋ごはん・新ジャガイモを使ったそぼろ肉じゃが・キャベツとニンジンのゴマあえ・豆腐とワカメのみそ汁。

　同館スタッフは「食について楽しみながら学べるプログラムを考えた。家族連れなど多くの人に足を運んでもらえれば」と来場を呼びかける。

　6日の料理塾と講演会は申し込みが必要。問い合わせは近江町交流プラザ（TEL 076-260-6722）まで。