カフェ「bar barA. bar(バーバーバー)」(金沢市法島町1)が3月22日、犀川・上菊橋近くの不老坂にオープンした。
店主の寺田章子さんは建築会社の営業職として定年まで勤め、退職を機にカフェ経営に踏み出した。菊川地区で幼少期を過ごした寺田さんは、犀川沿いの地域への思い入れも強い。1964(昭和39)年生まれの自身と同じ年に建てられ、約10年間空き家だった物件との出合いに縁を感じ、出店を決めた。
店舗面積は約10坪で、1階にテーブル席4席、2階に6席を設ける。店舗設計とプロデュースは、会社時代に一緒に働いた1級建築士の坂本由加子さんが担当した。寺田さんはリノベーションのコンセプトを「シャビーな(使い込まれたような)レトロ」と話す。
提供するのは、ハンドドリップでいれるオリジナルブレンドのコーヒー(600円)。「ブラジル屋」(寺町1)から卸した深いりの豆を使い、苦みが特徴だという。テイクアウトのコーヒー(500円)はイタリアのブランド「デロンギ」のコーヒーマシンで提供する。「ハーブ農園ペザン」(津幡町)のハーブを使った「ハーブティー」(500円)や「ラベンダーソイミルクチャイ」(600円)、店名と同じベトナムビール「333(バーバーバー)」(700円)などもそろえる。
毎週木曜には「甘味こしらえ しおや」(増泉2)の和菓子を販売し、同店の焼き菓子も並べる。週末には「昭和の硬めのプリン」(400円)や「珠洲の塩シフォンケーキ」(400円)も用意する。
寺田さんは「犀川緑地公園やいしかわ子ども交流センターに近い立地で、親子や散歩ついでの人も多く来店する。地元客を大切にしながら、幅広い世代がゆったりと過ごせる憩いの店でありたい」と話す。
営業時間は10時~17時。火曜・水曜定休。