小学3年以上の子どもを対象とした「つばきの和菓子づくりとお茶会」が8月29日、「にぎわいの里ののいちカミーノ」(野々市市)で行われた。
野々市市はツバキが市の花であることから、野々市市文化協会が「椿(つばき)の文化を次世代に語り継ぐ事業」の一環として主催し、今年で14回目となる。
当日は老舗の和菓子店「森八」(金沢市大手町)の菓子職人が講師を務め、会場になった調理室には約20人の子どもたちが集まった。
最初に講師がテーマとなった「椿」と「加賀てまり」の上生菓子の作り方を説明。子どもたちはそれぞれに配られた材料を手のひらで延ばしたり、木の棒を押し当てたりして形作っていった。その後はツバキについて学ぶ座学があり、最後は和室に移動して、野々市市茶道協会のサポートで作法などを教わりながら、作った和菓子を抹茶と共に味わった。
子どもの付き添いで来場した母親は「森八さんが講師と聞いて申し込んだ。娘はあんが手に引っ付いて苦戦していた」と笑顔を見せた。同協会の小松靖典理事長は「今後もこのような企画を考えて、子どもたちが人としていろいろな学びを得て、心豊かに生きることができる社会を実現したい」と話す。