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金沢・近江町市場入り口に肉まん「まんぷく屋」 能登から移住、熊本支援も

「まんぷく屋」店頭に立つ倉康太郎さん

「まんぷく屋」店頭に立つ倉康太郎さん

 能登豚を使った肉まんなどをテイクアウトで提供する「まんぷく屋」(金沢市青草町)が7月10日、近江町市場エムザ口にオープンした。

近江町市場エムザ口にオープンした「まんぷく屋」

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 バス停にも近く、エムザ口の入り口にある人通りの多い同店のロケーションは「フルーツきたむら」が閉店した跡のスペースで、テナントに応募した6社の中から選ばれた。運営する倉康太郎さんと妹の風花さんのきょうだいは、輪島朝市通りでピザ店を営んできたが、2024年の能登半島地震で被災して店を失った。同年に家族と共に金沢に移住し、近江町市場の協力を得て間借り営業していたが、今回、念願の独立を果たした。

 提供するメニューは、看板商品の「能登豚肉まん」「近江町餃子(ギョーザ)」のほか「海鮮焼売(シューマイ)」(以上500円)など。レモネードや加賀棒茶などのドリンク(500円)や「飲むかき氷」(700円)などもそろえ、夏場の今は好評だという。

 営業時間は8時30分~16時。水曜定休。

 康太郎さんは8月1日~5日の5日間、石川県内の料理人らでつくるNPO法人「北陸チャリティーレストラン」の復興支援活動に参加して熊本地震の被災地に行った。同NPOは2016(平成28)年の熊本地震の復興支援で発足し、2024年の能登半島地震でも活動した。康太郎さんは輪島で被災した際に熊本からの炊き出し支援を受け、力を尽くしてくれる姿を見て感銘を受けたことが参加のきっかけとなったという。

 熊本では先遣チームからの情報や地元の支援団体、釣り仲間のコミュニティーなど個人的なネットワークを通じ、比較的スムーズな活動ができたという。「アレルギーを持つ子ども向けの食材やミルクなどを調達して届けるなど、小さなチームしかできない支援を重点的に行った。暑い時期なのでかき氷が必要、というニーズにも即応できた。熊本での人的ネットワークも築けたので、今後も支援活動をしていきたい」と話す。

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