「じろあめ」を製造・販売する「俵屋」(金沢市小橋町)が7月16日、グミキャンディー「こめぐみこ」を発売した。
1830年創業の同社が扱う「じろあめ」は米と大麦だけを使うあめで、麦芽の酵素で米のでんぷん質を糖化させるという伝統的製法で作られる。グミキャンディーは、この製造過程で生まれ廃棄されることが多い「あめかす」と呼ばれる副産物を活用して作る。米には腸内環境を整えるなどの効果がある「レジスタントプロテイン」が含まれ、「あめかす」にも含まれていることを確認したという。
同商品は金沢工業大学(野々市市)の尾関健二教授による「レジスタントプロテイン」の研究成果をベースに、北國銀行(金沢市広岡2)、富士化学工業(富山県上市町)と共同開発し、外部製造会社の協力を経て商品化につなげた。
俵屋の俵冬樹社長は「グミの商品化は初めて。自社だけではできない製法や設備が必要だったが、学びも多かった。若いお客さまにも買っていただき、主力商品の『じろあめ』を知ってもらうきっかけになれば」と期待を寄せる。
パッケージは昔ながらの紙製米袋を模したデザインを採用した。個装されたグミキャンディー15個入りで、価格は864円。「あめの俵屋」の本店と金沢駅百番街店で販売する。