「全国学生大茶会2024」が8月31日・9月1日、金沢市内各所で開催される。

「全国学生大茶会2023」の様子

　金沢の「茶の湯文化」の魅力を発信しようと、茶道を学ぶ全国の大学生に呼びかけて毎年開いている同イベント。

　金沢の茶の湯は、江戸時代に初代加賀藩主の前田利家が根付かせたといわれ、茶室建築、作庭、伝統工芸、和菓子や料理など金沢の伝統文化に影響を与えてきた。

　期間中、全国26大学の茶道部が参加。金沢からは、金沢学院大学、金沢美術工芸大学、金沢大学が参加する。会場は、兼六園（金沢市兼六町）の玉泉庵や時雨亭、21世紀美術館（広坂1）の松涛庵など市内10カ所の茶室を使う。

　金沢市文化政策課は「服装自由で持ち物も不要。誰でも気軽に参加してほしい」と来場を呼びかける。

　開催時間は、10時、11時、12時30分、13時30分の1日4回。茶券は、一般＝1,000円、大学生以下＝500円（以上、事前販売は8月29日まで）。