春巻き専門店「はるまき家」（金沢市京町、TEL 090-1632-2481）がオープンして1カ月がたった。

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　店主の佐藤大輔さんが、母の自慢料理の春巻きを専門に提供したいと開業した。昨年9月からゲストハウスや企業とコラボしキッチンカーで販売し、今年6月に実店舗を構えた。

　「お金はないけれど温かい料理はたくさんあると母が出してくれた山盛りの春巻きの思い出があり、70歳になった母の新たな人生を応援するため開業を決めた」と佐藤さん。コロナ禍で開業には不安もあったが、インスタで発信するうちファンが増えた。「家族の温かみ」をコンセプトにDIYで店を作り上げた。

　各種イベントへの出店や病院・保育所などでの出張販売により認知度が高まり、累計販売数は3万本を超えたという。今後は実店舗でのテイクアウト販売を軸としながら、インスタでの発信や地元企業などとのコラボにも力を入れる。

　現在提供しているメニューは定番の5種類に加え、月替わり1種。定番の「いつもの」、「カレー」（以上200円）、県産大豆の油揚げとみそを使った「大葉みそ」、「しょうが」、「カレーチーズ」（以上250円）。3本・6本のセットメニューも用意し、冷めてもトースターやグリルでおいしく食べる方法もアドバイスする。

　営業時間は11時～17時。月曜・火曜定休。