金沢の駅前ビル「金沢フォーラス」（金沢市堀川新町、TEL 076-265-8111）で現在、「2014クリスマスイルミネーション あぜのきらめき in KANAZAWA FORUS」が開催されている。

金沢フォーラスの「あぜのきらめき」をパノラマで

　輪島市の「白米（しろよね）千枚田」で行われているライトアップ「あぜのきらめき」とコラボした同イルミネーション。「秋から冬にかけて開催される人気の『あぜのきらめき』を金沢でも楽しんでいただけたら」と昨年、千枚田でも使われている太陽光発電のLEDランプ「ペットボタル」によるライトアップを7階屋上で開催。好評だったことから、今年は1階正面エントランスにも採用し、スケールを拡大して展開する。

　1階には、1000個のペットボタルを並べた花壇のアプローチの上に、天の川のようなイルミネーションが施され、あぜを歩くように通り抜けていくと、ひときわ大きく輝くクリスマスツリーにたどりつく。球体や三角形のキラキラ光るオブジェが置かれたライトアップに、写真を撮る女子高生やカップル、親子連れの姿が絶えない。

　7階屋上庭園では、花壇にペットボタル1000個がちりばめられ、千枚田をほうふつとさせる光景が広がる。街灯が少ない分ピンクの光がより鮮やかに見え、幻想的な空気に包まれる。屋上庭園には16時以降立ち入りできないが、同階にある「サブリナ カフェ＆テラス」からは、お茶や食事を楽しみながらイルミネーションを眺めることができ、カップルの人気を集めているという。

　同施設営業企画マネジャーの島田真一さんは「お客さまからは『昨年よりスケールアップして華やかになった』と、うれしい声をいただく。館内もクリスマス一色。エントランスからその雰囲気を楽しんで、7階屋上でゆっくりと光の世界を堪能していただければ」と来店を呼び掛ける。

　点灯時間は17時～23時。ペットボタルの点灯は日没から4時間程度。正面エントランスは12月25日、屋上庭園は来年2月28日まで。