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金沢のギャラリーで墨画家・真釦さんの個展「無意味の意味」

真釦さんが手掛ける作品

真釦さんが手掛ける作品

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 金沢のギャラリー「as baku B」(金沢市尾張町、TEL 076-256-1913)で現在、墨画家・真釦(しんぼたん)さんの個展「無意味の意味」が開催されている。

個展会場

 金沢美術工芸大学で彫刻を専攻していた真釦さんこと新保裕さんは卒業後、石彫・木彫りなどで個展・グループ展を行っていた。2010年夏、右手にけがを負ってから墨画に転向し、作家名を「真釦」とした。墨画家としては同展が2回目の個展となる。

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 画仙紙にのりで下地を作り、墨(顔彩)で描かれる作品は、尾形光琳の波・ラファエロのデッサンのほか古い雑誌や新聞の写真、さらには身近な人のフォトショットまで、真釦さんが日常生活の中で注目するものをコラージュして制作される。2階建ての同ギャラリーには、トイレに至るまで約60点が並ぶ。

 同展のタイトル「無意味の意味」について、真釦さんは「作品の制作にあたっては、その時に自分が興味を持ったものをコラージュしたもので特に意味は持たない(=無意味)。だが、鑑賞者が作品から想像する物語など、意味や答えはその中に生まれる(=意味)」と話す。また、1点につき1~2週間かかるという真釦さんによる作品の制作風景も公開する(会期中の月曜・火曜・木曜)。

 開場時間は11時~18時。11月25日まで。

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