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金沢のハヤシライス専門店が新メニュー「ギリギリハヤシ」-カレーとの境界線を追求

ギリギリ、カレーではない「ギリギリハヤシライス」

ギリギリ、カレーではない「ギリギリハヤシライス」

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 金沢市尾張町のハヤシライス専門店「涎屋(よだれや)」(金沢市尾張町、TEL 076-255-6969)が、新メニュー「ギリギリハヤシライス」の提供を始めた。

ハヤシライスとギリギリハヤシライス・ハヤシライス専門店「涎屋」の店内

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 今年5月にオープンした同店。レトロな洋館風の店内で提供される、専門店ならではのこだわりのハヤシライスが女性を中心に好評を得ている。ハヤシライスセット(サラダ、プチデザート付=1,250円)と単品ドリンクのみであったメニューに今回、新たに「ギリギリハヤシライス」が加わった。

 「ギリギリハヤシライス」は、開店以来継ぎ足して作られてきたハヤシライスソースをベースに、独自開発したカレーペーストを加え、極限までカレーに近づけたもの。口直しとしてナスの漬物がトッピングされる。サラダとプチデザート付の「ギリギリハヤシライスセット」(1,300円)、同ドリンクセット(1,500円)として提供する。通常のハヤシライスよりもスパイシーでクセになる味だが「決してカレーではない」といい、見た目はハヤシライスと区別がつかない。

 同店店主の上町達也さんは「お客さまから、なぜカレーじゃなくハヤシライス専門店なのかとよく質問される。見た目からカレーと言い間違えられることも多い。そもそもハヤシとは何なのか、ハヤシとカレーの境界線はどこなのかを探ってみたくなった」と新メニュー開発の経緯を話す。今後もカレーとの境界線を突き詰めていきながら、新しいアプローチでの新メニューを検討していく方針という。

 「『確かにギリギリですね』と、お客さまから声を掛けられるのが一番のほめ言葉」と話す上町さん。「ぜひ二人以上で来店し、2種類を食べ比べて『ギリギリ』を楽しんでほしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時30分~15時。月曜定休。

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