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金沢に「ニューご当地弁当」-北陸新幹線金沢開業盛り上げに向け発売

治部煮(じぶに)やササずしを詰め込んだ「特産おもてなし弁当」(新幹線金沢駅周辺地域連絡会提供)

治部煮(じぶに)やササずしを詰め込んだ「特産おもてなし弁当」(新幹線金沢駅周辺地域連絡会提供)

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 金沢市と周辺5市町の官民で作る「新幹線金沢駅周辺地域連絡会」は、米穀販売・弁当製造販売の「米心石川」(金沢市松島1、TEL076-249-9225)と共に、新しい「ご当地弁当」を開発した。郷土料理や地物野菜を詰め込んだ内容で、6月1日に発売する。

北陸新幹線開業に向け、開発された新しい「ご当地弁当」

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 同会は2014年度末に予定されている北陸新幹線金沢開業に向け、観光振興や農産物のブランド化、もてなし力の向上などを目指して結成された組織。弁当の開発はこの一環で、各市町のJAも加わった「地域農業部会」で2年をかけて試作を繰り返し、完成させた。

 弁当は、金沢の郷土料理「治部煮(じぶに)」やササずし、白山ろくに古くから伝わる「堅豆腐」、白山市特産の激辛のトウガラシ「剣崎なんば」のソースをかけた甘エビの竜田揚げなど、地域の自慢の味を詰め込んだ「特産おもてなし弁当」(1,500円)と、「できる限り地物野菜を使った」という煮物、マリネ、豚しゃぶ、太巻きなどが入った「旬菜じわもん弁当」、冬季限定の「治部煮丼弁当」(以上1,000円)の3種類。米は全て県産コシヒカリを使っている。

 「地方の食材、食文化を紹介したい。県外の方が参加する会議などで使っていただけたら」と、事務局を務める金沢市企画調整課総合調整グループ長の松下有宏さん。

 受注・販売は米心石川が一手に引き受ける。受付時間は9時~17時(土曜は15時まで)。日曜・祝日定休。

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