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加賀友禅ギャラリーで「奥能登震災復興チャリティー展」 地元作家9人が出展

オークションに着物を出品した伝統工芸士の太田正伸さん

オークションに着物を出品した伝統工芸士の太田正伸さん

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 「奥能登震災復興チャリティー展」が現在、「加賀友禅会館」(金沢市小将町)1階の加賀友禅ギャラリーで開催されている。

奥能登震災復興チャリティー展に約100点を出品

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 「令和5(2023)年奥能登地震」は5月5日、能登半島の珠洲市を中心に最大震度6強の揺れを観測し、人的被害や住宅の倒壊など大きな爪痕を残した。能登の生まれで、同展を立ち上げた加賀友禅伝統工芸士で「工房文庵」(高尾3)の太田正伸さんは「地震から4カ月近くたっても、いまだに復興が追いつかない場所や被災者もいる。震災を風化させないために少しでもできることをと企画した」と話す。

 同展には太田さんと、宮野勇造さん、牧野顕三さん、柿本結一さん、瀬端由美子さん、南貴子さん、鶴見晋史さん、田野美恵さん、大久保謙一さんの同工芸士9人が20種類の小物や着物など約100点を出品。同会館の受け付けでは寄付を呼びかけている。募金は、売り上げ高の5割とまとめて10月以降に珠洲市へ寄付する。

 観光客や地元の人にも気軽に支援してもらいたいと、加賀友禅文様などがプリントされた「スマホシール」(550円)や「手まりコースター」(600円)、「立体額」(1,100円)といった購入しやすい価格の小物類も用意する。太田さんは加賀友禅訪問着「爽風(そうふう)」(25万円~)をオークション形式で出品し、落札価格の一部を義援金に充てる。

 太田さんは「加賀友禅振興協会のベテラン作家も支援の意味を込めて、通常は展示会に出すような価値のある作品を価格も抑えながら商品として販売している。チャリティー展を通して多くの人に話題にしてもらったり復興を意識してもらったりして、被災地に勇気を届けられたら」と話す。

 開催時間は10時~16時。水曜休催。入場無料。9月26日まで。

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