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松井秀喜選手と握手気分-ベースボールミュージアムに右手の像が登場

エントランスホールに設置された松井選手の右手のブロンズ像

エントランスホールに設置された松井選手の右手のブロンズ像

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 松井秀喜ベースボールミュージアム(能美市、TEL0761-22-2447)に5月10日までに、米大リーグ、オークランド・アスレチックスで活躍する松井秀喜選手の右手をかたどったブロンズ像が登場し、来館者が握手をして手の感触を確かめている。

ブロンズ像と握手する来館者

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 プロ野球選手になりたいという子どものころからの夢をかなえた松井選手を身近に感じることで、来館した子どもたちにも将来の夢を膨らませてほしいと、松井選手の父親で同館館長の松井昌雄さんが設置を決めた。

 像はブロンズ製で実寸大。松井選手が2月1日、コマツ金沢工場訪問のため帰郷した際、握手のポーズをとってもらい、型を取った。指の関節や爪、しわまでが忠実に再現されており、握り心地はまるで本人と握手しているかのようだ。同館を経営するルリ・コーポレーションの松井佐李子企画管理課長によると、子どものころは手にたこがあったが、バットの正しい握り方を会得してからはたこができなくなったといい、一流選手ならではのきれいな手のひらも目にすることができる。台座には、松井選手の直筆で「夢をつかもう!! 松井秀喜」「Dream Hand! Hideki Matsui 55」の文字が記されている。

 4月27日にエントランスホールに設置して以降、来館者の人気を集め、連日、子どもからお年寄りまでが同像と握手している。金沢で暮らす母親を見舞った帰りに、夫婦で来館したという東京都の主婦、冨田絹子さん(67)は「私も指が長い方だが、普通の方より指が長くて繊細な手」と話し、かつてスタジアムで見たホームランを放つニューヨーク・ヤンキース時代の松井選手の姿を脳裏によみがえらせていた。

 開館時間は9時~17時。入場料金は、一般=300円、小中学生=100円、園児・幼児無料。火曜休館。

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