
撮影:女鹿祥弘
Jiririta株式会社(石川県加賀市)は、能登の復興支援と、地域に暮らす外国人・日本人の交流促進を目的として、2026年10月18日に「能登復興チャリティーフットサル大会」を開催しました。
本大会には16チームが参加し、日本、ミャンマー、ネパール、ベトナム、中国、ザンビアの6か国から、留学生や日本で働く外国人、日本人など、多様なバックグラウンドを持つ参加者が集まりました。
大会は、公益財団法人石川県国際交流協会の後援のもと開催。
フットサルという共通言語を通じて、国籍や所属を越えた交流を生み出すとともに、大会を通じた寄付を一般社団法人石川県サッカー協会へ届け、スポーツを通じた能登の復興支援につなげます。
■「楽しむこと」が、能登を応援する力になる

撮影:女鹿祥弘
能登の復興には、継続的な支援とともに、能登への関心を持ち続けてもらうことが重要です。
そこで今回、Jiririta株式会社では、誰もが参加しやすく、言葉や国籍を越えてつながることができる「スポーツ」をきっかけとして、能登について考え、応援する機会をつくりました。
「スポーツを楽しむ」
「新しい人と出会う」
「国籍を越えて交流する」
「その参加が能登への応援につながる」
支援する人・支援される人という一方向の関係ではなく、参加する一人ひとりが楽しみながら復興に関わる、新しい形のチャリティーイベントを目指しました。
■6か国から参加。16チームがフットサルで交流

撮影:女鹿祥弘
今回の大会には、日本、ミャンマー、ネパール、ベトナム、中国、ザンビアの6か国から参加者が集まりました。参加者には、石川県内等で学ぶ外国人留学生や、日本で働く外国人も多く、16チームによるフットサル大会を実施しました。
試合では真剣に勝敗を競いながら、試合の合間にはチームや国籍を越えたコミュニケーションが生まれました。
日本で生活する外国人が増える中、学校や職場だけでなく、地域社会の中で日本人と外国人が自然に交流できる機会をつくることは、これからの地域づくりにおいて重要なテーマの一つです。
スポーツには、言葉や文化の違いを越えて、人と人をつなぐ力があります。
今回の大会も、能登を応援するという共通の目的のもと、多様な国籍の参加者が一つの場所に集まる機会となりました。
■大会を通じた寄付を石川県サッカー協会へ

撮影:女鹿祥弘
本大会では、参加すること自体が能登の応援につながる仕組みづくりを目指しました。
大会を通じた寄付については、一般社団法人石川県サッカー協会へ届け、スポーツを通じた能登地域の復興支援につなげます。
一度限りの支援ではなく、スポーツを通じて能登との接点を生み出し、継続して能登を応援する人を増やしていくことを目指しています。
一般社団法人石川県サッカー協会 寄付サイト
令和6年能登半島地震対応について | 一般社団法人石川県サッカー協会
■能登復興支援と「多文化共生」を一つの取り組みに

撮影:女鹿祥弘

撮影:女鹿祥弘
Jiririta株式会社では、学校法人清永学園(金沢福祉専門学校)の子法人であり、外国人材・教育・スポーツ・地域活性化などを通じて、地域と海外をつなぐ取り組みを進めています。
外国人留学生や外国人材は、日本で学ぶ・働く存在であると同時に、それぞれの地域で暮らす「地域の一員」でもあります。
今回の大会では、外国人を単なる参加者として捉えるのではなく、ともに地域を盛り上げ、ともに能登を応援する仲間として、一緒にチャリティーイベントをつくることを大切にしました。
「能登復興支援」と「多文化共生」。
この二つをスポーツによってつなぐことで、地域に新しい交流とつながりを生み出していきます。
■主催者コメント

撮影:女鹿祥弘
Jiririta株式会社 代表取締役 武田卓馬
「今回、日本を含む6か国から多くの皆様に参加いただき、国籍を越えて一緒に能登を応援する場をつくることができました。
今回の大会には、能登の復興支援とともに、もう一つ大切にしているテーマがあります。それは、日本で暮らす外国人の皆さんが、地域の中で人とつながることのできる『コミュニティ』をつくることです。
日本に来たばかりの外国人の中には、身近に家族がいない、友人が少ない、困ったときに相談できる相手がいないという環境で生活している方もいます。
仕事や学校では人と接していても、その外に安心して参加できるコミュニティがなければ、一人で悩みや不安を抱え込んでしまうことがあります。そうした孤立が、生活上のトラブルや職場からの離脱、帰国、在留上の問題など、さまざまな問題につながる可能性もあります。
外国人材を日本に『受け入れる』だけで終わるのではなく、日本に来た後に、友人ができ、相談できる人ができ、地域の中に自分の居場所があると感じられる環境をつくることが大切だと考えています。
そのために、スポーツは非常に大きな可能性を持っています。言葉や国籍、学校、勤務先が違っても、同じコートで一緒にボールを蹴ることで、自然に会話が生まれ、人と人とのつながりが生まれます。
今回の大会をきっかけに、日本人と外国人、そして外国人同士が、学校や会社という枠を越えてつながるコミュニティをつくっていきたい。
そうしたつながりが、日本で暮らす外国人の孤立を防ぎ、安心して日本で生活し、働き続けられる環境づくりの一助になると考えています。
そして今回は、そのコミュニティづくりが『能登を応援する』という一つの目的によってつながりました。
外国人を支援される側としてだけ捉えるのではなく、外国人の皆さんも地域社会を一緒につくり、地域を支える仲間です。
能登の復興支援と、多文化共生、そして外国人が孤立しない地域コミュニティづくり。この3つをスポーツによってつなげていくことが、今回の大会の大きな意義だと考えています。
Jiririta株式会社として、これからも外国人と日本人が自然につながり、『日本に来てよかった』『この地域で暮らしていきたい』と思える環境づくりの一助を担っていきたいと思います。」

撮影:女鹿祥弘
共同主催者 Chit Wai Phyo(ミャンマー)
「今回、第1回能登復興チャリティーフットサル大会に参加、協力できたことを大変うれしく思っております。
スポーツには、国籍や文化の違いを超えて、人と人をつなぎ、互いに理解し合うきっかけをつくる力があると感じています。
今回の大会が、能登の復興支援につながるとともに、日本人、ミャンマー人、ベトナム人をはじめ、多くの方々が交流し、絆を深める機会になったことを大変うれしく思います。
これからも、国籍を超えた交流を大切にしながら、地域社会への貢献や助け合いの輪を広げる活動に取り組んでいきたいと思います。
あと、このような大会を通じて国籍や文化の違いを超えて多くの人が交流し、互いに親しみを深めながら、笑顔で楽しい時間を過ごしてほしいと思っています。
自分がこれからどのくらい石川県にいられるのかは分かりませんが、石川県にいる間に一人でも多くの人とつながり、皆さんの心に残るような思い出や社会にとって意味のある活動を一つでも多く生み出していきたいと考えています。
今回のフットサル大会も、私自身がこれまで歩んできた人生の中で大切な一つの節目になったと感じています。」
■大会概要
大会名
第1回 能登復興チャリティーフットサル大会
開催日
2026年10月18日
会場
ジョイアクロス高松
参加規模
16チーム
参加国籍
日本、ミャンマー、ネパール、ベトナム、中国、ザンビア
主な参加者
日本人、外国人留学生、日本で就労する外国人等
後援
公益財団法人石川県国際交流協会
寄付先
一般社団法人石川県サッカー協会
開催目的
能登の復興支援、能登への継続的な関心の創出、スポーツを通じた地域交流、日本人と外国人の多文化交流・共生促進
■今後について
Jiririta株式会社では、今回の大会を単発のイベントで終わらせるのではなく、スポーツ・教育・外国人材・地域活性化を組み合わせた継続的な取り組みへと発展させていきたいと考えています。
「支援する」だけではなく、「参加する」「交流する」「地域を知る」ことが、結果として能登を応援することにつながる。
そのような仕組みをつくりながら、外国人と日本人がともに地域をつくる、新しい多文化共生の形を石川県から発信してまいります。
■Jiririta株式会社について
Jiririta株式会社は、石川県を拠点に、外国人材・教育・スポーツ・地域活性化等を通じて、人と地域、人と世界をつなぐ事業に取り組んでいます。
地域が抱えるさまざまな課題に対し、教育・人材・交流を組み合わせることで、新たな地域価値を生み出すことを目指しています。
【会社情報】
Jiririta株式会社
石川県加賀市大聖寺八間道65番地
代表取締役 武田 卓馬
ホームページ:https://jiririta.co.jp/#