一般的には手に入りにくいといわれるプレミアム焼酎を提供する居酒屋「花鳥風月」（野々市市高橋町、TEL 076-259-5136）が4月12日、オープンした。

焼酎主力の居酒屋「花鳥風月」のバーチャル店内

　介護施設の運営や高齢者用宅配弁当などを手掛ける「ワールドステイ」（栃木県足利市、TEL 0284-70-6200）が運営する同店。栃木発のギョーザと焼きそば専門店から業態変更した。店舗面積は40平方メートル。カウンターとテーブル席を合わせて21席のほか、予約客向けに8畳の和室がある。

　プレミアムと呼ぶ銘柄は、芋焼酎の「村尾」（グラス1,200円）、「魔王」（同1,000円）、「佐藤 黒」（同700円）や、麦焼酎「百年の孤独」（同850円）、米焼酎「野うさぎの走り」（ボトル5,700円）などをそろえ、「赤霧島」「山猫」「山猿」「山せみ」（グラス450円）や、「中々」（同400円）のほか、なじみのある「いいちこ」「能登ちょんがりぶし」（同350円）なども用意する。

　プレミアム焼酎を手軽に提供できる理由について、同社給食配食事業部の佐藤部長は、「毎日2000人以上の食材を大量に仕入れる当社の仕入れルートと調達力を生かすことで安定的に提供できる」と話す。同店は、昼間は学生向けマンション施設に提供する宅配弁当のセントラルキッチンにもなっている。

　営業時間は18時～24時。日曜定休。