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北陸新幹線を加賀友禅に-金沢の作家、小銭入れなど制作

北陸新幹線の車両が描かれた小銭入れとカードケース

北陸新幹線の車両が描かれた小銭入れとカードケース

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 2014年度末に予定されている北陸新幹線金沢開業を前にして、加賀友禅作家の森田耕三さん(56)=金沢市山の上町=が同新幹線の車両を描いた小銭入れとカードケース(名刺入れ)を制作した。現在、森田さんが工房を置く「加賀友禅伝統産業会館」(金沢市小将町、TEL076-224-5511)で展示している。

加賀友禅の反物と同じ工程で

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 JR西日本のホームページによると、同新幹線の車体の色はアイボリーホワイトで、上部に空色、側面に空色と銅色のラインを配している。森田さんは黒色の絹地に、この車両の先頭部分を絵筆で忠実に再現した。デザイン画に合わせ、運転席にはワイパーも。さらに、小銭入れには、開業時期にあたる春をイメージして紅白の桜を、カードケースには、加賀藩主・前田氏の家紋「梅鉢紋」のモチーフである梅の花をそれぞれ添えた。

 蒸しや水洗など、反物を仕上げるのと同じ工程で、約3カ月をかけて、小銭入れ2点とカードケース4点を完成させた。

 森田さんは「はっきりした形を加賀友禅で仕上げるのは難しい。のりをひくと細かく表現できないので、運転席の窓はのりをひかずに仕上げた」と制作の苦労を明かす。

 非売品で、一部を同社金沢支社と石川県、金沢市に寄贈し、残る小銭入れ1点とカードケース1点を現在、同館内で公開している。

 第2弾として、北陸新幹線と兼六園の「ことじ灯籠(とうろう)」、「雪づり」をデザインしたカードケースの制作にも取りかかっており、2カ月ほど後に完成する予定という。

 同館の開館時間は9時~17時。水曜休館。入館料は、大人=300円、子ども=200円。

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