「リカちゃん」を通して40年間の少女文化をたどる企画展

企画展では、リカちゃん人形などが展示されている。©2007
TOMY

企画展では、リカちゃん人形などが展示されている。©2007 TOMY

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 ことし生誕40周年を迎える「リカちゃん人形」を少女文化の観点からとらえる「ガーリッシュ・カルチャー*GIRLISH CULTURE <リカちゃん>少女のあこがれ史 40年」が7月21日より、金沢21世紀美術館(金沢市広坂1、TEL 076-220-2800)デザインギャラリーで開催されている。

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 同展は、人形やハウス約90点、映像作品1点が展示され、少女論や人形論などで知られる日本女子大の増淵宗一教授が監修を務める。少女たちのあこがれの対象としてリカちゃんの存在を位置づけ、誕生の背景やリカちゃんファミリーの職業、住まい、ファッションに重ねられた時代ごとの少女たちのあこがれ像を読み解く。

 展示構成のプラン作りには、金沢美術工芸大学大学院ファッションデザインコースの学生が参加し、会場構成や装飾などに関するアイデアを出した。同展に合わせ、デザイナー・滝沢直己さんの協力を得て同館の制服を作り、会場では同館の制服を着たリカちゃんも展示される。

 開場時間は10時~18時(金曜・土曜は20時まで)。月曜閉場(8月13日は開場)。9月9日まで。

金沢21世紀美術館

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