第1回白山市「スポGOMI大会」が6月13日、白山市の徳光海水浴場で開かれた。
ごみ拾いをする大学生(写真提供=堺谷啓史)
参加したのは金城大学と北陸大学の学生約100人。金城大学が主催し、北陸大学と白山市が共催した。「スポGOMI」は単なる清掃活動ではなく、チームで作戦を立て、安全や分別ルールを守りながら取り組む、スポーツ性を取り入れた環境活動。当日、海岸に集まった学生たちはチームに分かれ、制限時間内に集めたごみの種類と重量に応じてポイントを競った。

参加した学生たち(写真提供=堺谷啓史)
大会は「ごみ拾いは、スポーツだ!」の掛け声とともに競技が始まった。学生たちは晴天の徳光海岸を歩きながら、燃えるごみ、缶・瓶、ペットボトル、たばこの吸い殻などを分別して回収して回った。

わずか1時間で大量のごみを回収(写真提供=堺谷啓史)
イベントを企画した金城大学総合経済学部の宮本加奈助教は「一見きれいに見える砂浜も、草むらの奥や消波ブロックの陰に目を凝らすと、プラスチック片や漂着ごみが息を潜めるように蓄積している」と指摘。その上で「私たちが体を動かしてごみを拾うことがゲームのポイントになると同時に、徳光の美しい海や生態系を守ることにもつながる」と大会の意義を話す。

ハングル文字が書かれた漂着物も(写真提供=堺谷啓史)
大会には白山市の米山立子議員や白山市環境課の担当者らも出席し、地域の環境を守ることの大切さを訴えるとともに、若い世代の活動に期待を寄せた。
地域課題の解決には、自治体だけでなく、住民や企業、大学などさまざまな関係者の連携が求められる。今回の大会では、学生募集などで競合することもある両大が手を取り合う機会となった。主催者は、大会で得られた回収ごみのデータや参加者の意識変化など、今後の環境教育や白山市の環境行政に生かしていくという。
【地域の魅力探り隊 with 北陸大学】は北陸大学の協力の下で取材を行い制作した特集記事です。