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野々市市にカフェバー新店 昼と夜で違う顔に、アンティーク調の空間

「UTENA」を営む里保さん(左)・由華さん(右)姉妹

「UTENA」を営む里保さん(左)・由華さん(右)姉妹

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 昼はカフェ、夜はバーとして営業する「CAFE BAR+STAY UTENA(ウテナ)」(野々市市本町1、TEL 076- 248-2272)が9月1日、北陸鉄道野々市工大前駅近くにオープンした。

【VRで読む】野々市の民家をリノベーションした「CAFE BAR+STAY UTENA」

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 築40年の民家をリノベーションした店舗は1階にテーブル4卓16席、5人前後対応可能な個室を設ける。個室には子ども用の椅子や食器なども用意し、親子連れやママ会での利用も意識した。

 店舗のデザインや施工のほとんどは家族で行い、建築関係の会社を経営する父と当時大学生で就活中だった娘の松崎里保さんが、インテリア店に勤めていた姉の岡田由華さんを誘って、3年かけて完成させた。店長の里保さんは「電気や水道などの配管以外、ほぼ全てを自ら手掛けた。姉妹共にアンティーク調の雰囲気が好きなので、ヨーロッパの家具やステンドグラスを取り入れ、もともと建具だった木材でつり棚やテーブルを作ってエイジング加工を施すなど異国情緒のある店づくりにこだわった」と話す。

 昼は「おこめのバニラシフォンケーキ」(450円)や「ショコラテリーヌ」(550円)などのスイーツやドリンクメニューを提供し、今後はランチセットも用意する予定。夜は由華さんの夫で、バーテンダーの経験もある岡田真介さんが「UTENA noir」としてバータイムを担当。ウイスキーエキスパートの資格を活かし、ウイスキーに特化したメニューや北陸でも数本という希少価値の高いボトルなど約50種類以上をそろえる。

 姉の由華さんは「昼は女性客や親子連れを意識した空間で迎え、夜は40代~50代の男性をターゲットにした店として表情が切り替わる面白さが醍醐味(だいごみ)。ウイスキーが苦手な人も楽しめるアルコールドリンクやノンアルコールも用意している。住宅街の中にある落ち着ける場所として、気軽に足を運んでいただきたい」と呼び掛ける。

 今後、2階を利用してゲストハウスをオープン予定。営業時間はカフェタイム、バータイムともに日によって異なる。

後援申請20141009
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