食べる

金沢建築館のカフェがリニューアル 名物は能登牛のクラブハウスサンド

限定コーヒーやクラブハウスサンドを提供する「百年珈琲 the clubhouse KANAZAWA(ザ・クラブハウスカナザワ)」

限定コーヒーやクラブハウスサンドを提供する「百年珈琲 the clubhouse KANAZAWA(ザ・クラブハウスカナザワ)」

  • 2

  •  

 寺町の谷口吉郎・吉生記念金沢建築館(金沢市寺町5、TEL 076-247-3031)のカフェ「百年珈琲 the clubhouse KANAZAWA(ザ・クラブハウスカナザワ)」がリニューアルオープンして1カ月がたった。

【VRで読む】金沢建築館のカフェがリニューアル 名物は能登牛のクラブハウスサンド

[広告]

 運営するのは、オリジナルブレンドコーヒーの販売を営む百年珈琲(コーヒー)。カフェは1階の入館無料のスペース内にあり、誰もが気軽にゆったりとした時間を過ごせる「金沢のクラブハウス」をコンセプトにした。外を眺められる大きなガラスに面しており、谷口吉生さんがデザインしたテーブルと椅子が並ぶ。日が強く差し込んだ際、床に映る影が「鍵盤」に似ているとして、インスタグラムの撮影スポットにもなっている。

 同館を訪れる客層やカフェのコンセプトから、メニューには石川を代表するような食材を用い、食通をうならせるような味づくりをしたという。店名にも掲げられているクラブハウスサンドイッチ(1,350円)は、オリジナルのたれに漬け込んだ能登牛のローストビーフを挟み、外はカリッと、中はしっとりと仕上げた。同カフェ限定で販売するコーヒー「犀川」(450円)は、まろやかでどっしりとした飲み口に、長く続く余韻が特徴で、豆やドリップバックも用意してあることから、限定コーヒーを求めて来館するリピーターもいるという。

 プロデュースした石田政久さんは「美術館にあるカフェということで、看板が出せなかったり、規定が多かったり制限もあるが、逆にこの雰囲気を楽しみながら『隠れ家』として静かにくつろげる場所でもある。まずはこのような空間があると知ってもらうこと。当社の口コミによるネットワークを生かして、来館者の増加にもつながれば」と話す。

 営業時間は10時~17時。月曜定休。テークアウトも対応する。

後援申請20141009
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース