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金沢に北陸初「三井ガーデンホテル」 最上階に兼六園や金沢城公園望む展望風呂

コンセプトルーム「群青の間」

コンセプトルーム「群青の間」

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 「三井ガーデンホテル金沢」(金沢市上堤町1、TEL 076-263-5531)が1月11日、金沢市中心部にオープンする。

【VRで読む】近江町市場近くにオープンした「三井ガーデンホテル金沢」

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 三井不動産と三井不動産ホテルマネジメント(以上、東京都中央区)が手掛ける。「三井ガーデンホテル」としては北陸エリア初出店。近江町市場や尾山神社に近い大通りに面した、観光にもビジネスにも便利な場所に立地する。

 コンセプトは「ここにしかない新しい金沢」。金沢の伝統的な技法や装飾などを取り入れたり、金沢ゆかりの作家によるアート作品などを展示したりして、優雅な空間を演出する。三井不動産ホテル・リゾート本部ホテル事業部長の小田祐さんは「足を踏み入れた瞬間、『金沢に来た』と感じていただけるような空間を目指した」と話す。

 外観は町家の縦格子をモチーフにした和の雰囲気。ロビーには、加賀友禅をイメージした組子の壁、金箔(きんぱく)専門店「箔座」(森山1)による金箔パネルを組み込んだフロントカウンターなど、金沢らしさを随所に配置する。

 客室は、158室全て2人以上で宿泊できるゆったりとした広さを確保。加賀友禅柄のパッチワークアートによるヘッドボード、輪島黒漆風素材の家具、越前和紙でしつらえた照明など、北陸の伝統文化をちりばめた。兼六園に隣接する「成巽閣」内にある書見の間をモチーフとした「群青の間」、金箔の装飾に加えて金箔入りのアメニティーもそろえた「金箔の間」の2つのコンセプトルームも備える。

 1階には、石川県の食材や食文化、伝統工芸にこだわった飲食店などを展開する「能加万菜」によるレストラン「万庭」が出店。能登牛、加賀野菜など地元食材をふんだんに使った料理を提供する。最上階の13階には、兼六園や金沢城公園などを望む展望風呂を設置。特別プランとして、美容サロン「シュウアディクション」(東山3)による金箔エステ体験付き宿泊プランも用意する。

 チェックインは15時~、チェックアウトは11時。宿泊料金はスーペリアツインで1室1万5,000円~1万7,000円(時期により異なる)。

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