金沢市役所前広場で3月21日、発酵食のイベント「Ferment×Ferment~発酵をより日常へ~」が開催される。主催は金沢青年会議所・食の先進都市創造委員会。
「Ferment×Ferment~発酵をより日常へ~」ポスター
湿度や気温、降雪など豊かな自然に恵まれる石川県には、独自の発酵文化が根付いている。おいしいだけでなく健康や美容への効果も注目される発酵食品を毎日の食事にもっと取り入れてもらおうと企画した。
当日は、「金沢酒造組合」、「ヤマト醤油味噌(しょうゆみそ)」(大野町)、「今川酢造」(野町)、「金城納豆食品」(白山市)、こんか漬けなどを作る「ぶった農産」(野々市町)など発酵関連11店が出店。デパ地下のようなイメージで、試食もふんだんに用意するという。糀(こうじ)料理研究家・小紺有花さん監修の発酵カフェ&バーも出店する。
発酵食品を使ったワークショップも開催。「四十萬谷本舗」(弥生)は麹(こうじ)漬け体験、「ホリ乳業」(袋畠町)はギリシャヨーグルトのグラタン作り、「福光屋」(石引)はライスミルクを使ったドリンク作り、「金澤ブルワリー」(円光寺)は発酵前後のビール飲み比べなど行う(当日会場で受け付け、先着各10人ほど、参加無料)。12時~13時は、餅つきの後、「発酵食大学」(運営=ウーマンスタイル、新保本)が作る甘酒ダレをかけた餅を振る舞う。
同委員長の中川憲太郎さんは「地元の発酵食品を日常に取り入れて、より健康で上質な生活を楽しんでいただければ」と話す。15時からはツエーゲン金沢対レノファ山口FC戦のパブリックビューイングも予定しており、「友達同士や家族連れで気軽に立ち寄ってもらえたら」とも。
開催時間は11時~17時。入場無料。