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富山の人気ラーメン店が金沢に移転 モダンな店作りで若者需要見込む

「ラーメン我楽」の外観

「ラーメン我楽」の外観

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 金沢市郊外に3月30日、富山県氷見市の人気ラーメン店「我楽(がらく)」(金沢市大河端、TEL 076-225-7898)が移転オープンした。

【パノラマVR】富山県氷見市から大河端に移転オープンしたラーメン店「我楽」

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 氷見で15年親しまれてきた同店。しょうゆベースの黒いスープからご当地ラーメンの「富山ブラック」と思われることも多いというが、店主の加藤隆宏さんは「修業時代に学んだ旭川ラーメンのしょうゆを軸に、塩とみそのベースも提供する」と話す。濃厚なスープの表面はラードで幕が張られ、箸を刺すと湯気がこぼれ最後まで冷めずに食べることができるという。

 16歳でラーメンの世界に入ったという加藤さんは独立後、氷見でも多くの常連客をつかんだが、金沢の街並みや商圏に魅力を感じ移転を決めたという。以前は昭和レトロな雰囲気の店舗だったが、同店では若い人も気軽に立ち寄れるよう木目と白壁を基調としモダン風に仕上げた。店舗面積は約25坪で、カウンター12席とテーブル20席を設ける。

 しょうゆベースの「ラーメン」(700円)、「チャーシューメン」(900円)、塩ベースの「塩ラーメン」(750円)、「塩バターコーンラーメン」(950円)、みそベースの「味噌(みそ)ラーメン」(750円)、「味噌バターコーンラーメン」(950円)など、11種をラインアップ。各スープに応じた相性の良い具材を組み合わせている。

 加藤さんは「当初は金沢駅前での出店も考えていたが、駅前は激戦区で郊外での開店となった。常連さんの口コミで多くの人に来店していただいている状況。今後は近隣や金沢の人にも気軽に足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。

 営業時間は11時30分~21時。水曜定休。

後援申請20141009
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