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金沢の和カフェ「あめん堂」が兼六園そばに移転 加賀野菜を使ったランチ人気

人気の「金澤ぜんざい」

人気の「金澤ぜんざい」

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 金沢・兼六園の近くに6月5日、「金澤民家カフェ あめん堂」(金沢市小将町3、TEL 090-2093-0282)が移転オープンした。

【VRで読む】兼六園近くにオープンした「金澤民家カフェ あめん堂」

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 おしるこをメインとした「金沢のしるこや」として2014年、市内中心部の広坂で開業した同店。オーナーの奈良美穂さんを中心に家族4人で立ち上げたという。翌年「あめん堂」に改称して和カフェとして営業してきた。

 美穂さんの夫・献児さんは、金沢に26年間滞在したキリシタン大名・高山右近の資料館「ギャラリー・ジュスト」を運営しており、今回、同じ建物の1階に移転した。建物は昭和の民家をリノベーションしたもので、8畳の和室にテーブル11席を設ける。

 メニューは、これまで提供してきた和スイーツとトースト、ドリンクに加えて、新しくランチも用意する。中でも人気を集めているのは、汁気が少なくとろりとしたあんこが特徴の「金澤ぜんざい」(650円)、抹茶に粒あんや抹茶アイス、白玉を浮かべた「冷やし濃茶ぜんざい」(800円)、老舗茶店「坂緑香園」(扇町)の「加賀棒ほうじ茶」(500円)など。「ランチ」(800円)は日替わりで、「加賀太きゅうりとひき肉の和風カレー」「能登牛カレー」など地元の食材を取り入れた料理も。

 美穂さんは「オープンして間もないが、観光客の方や近隣のお年寄り、子育て中のお母さんなどに楽しんでいただいてうれしい限り。実家の居間のようにくつろいでいただけたら」と話す。近くにゲストハウスが多いこともあり、今後はモーニングの提供も予定しているという。

 営業時間は10時~18時。日曜・月曜定休。

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