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金沢で紙・文具の「山越」100周年展 オリジナルブランド「ippi」など展示

オリジナルブランド「ippi」のボックスメモ、レターセット

オリジナルブランド「ippi」のボックスメモ、レターセット

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 金沢の生活雑貨&カフェギャラリー「コニーズアイ」(金沢市武蔵町4、TEL 076-204-8431)で、企画展「山越100周年特別企画(1)ippi/人と紙とペンの、ここちよい関係」が行われている。

「山越100周年特別企画」会場の様子

 印刷物やウェブサイトの企画制作、事務用品の販売などを行う「山越」(千木町)は1918(大正7)年、小さな紙屋として創業。昭和初期には文具、事務用品の販売、印刷業を手掛けるようになり、2000年にはウェブサイトの制作も始めた。「紙とペンから印刷へ、印刷からITへ」と業務の幅を広げ、今年で創立100周年を迎えた。

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 今回の企画展は、同社の100周年を記念した特別企画。オリジナルブランド「ippi」の製品を中心に展示、販売する。

 「ippi」は、淡い色合いで柔らかい質感の高級水彩紙「ストラスモアライティングウーヴN」を使った紙とペンのブランド。「ボックスメモ」「ポケットレター」「プチレター」などをそろえ、滑らかな書き心地と紙になじむ美しい発色が特長。「万年筆などのブランド筆記具を日常生活で気軽に楽しんでほしい」という思いで立ち上げたという。

 「ippi」のデザインは商品開発や地域デザインなどを手掛ける横山真紀さん、ボックスメモの箱の印刷は活版印刷の結婚式招待状などを制作する「カーサ・ブルー」(小松市高堂町)、箱の製造はお菓子や伝統工芸品用の箱の製造販売を行う「竹山紙器」(旭町3)、オーダーメードの名入れは活版印刷の「尚栄堂」(高岡町9)と、県内を拠点に活動する人たちが作り上げた。

 企画展では、同社の通販サイト『一筆館』限定の商品も特別に展示しており、「『ippi』の全ラインアップを手に取ることができる貴重な機会」という。同社の関屋薫さんは「紙と万年筆やボールペンとの相性も確かめていただけたらうれしい」と話す。

 開催時間は11時~18時。水曜・木曜定休(祝日は営業)。入場無料。7月29日まで。