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海藻めんで「ふかひれもどき」 金沢の食品研究所が独特の形状と食感再現

海藻めんを活用して作ったふかひれの姿煮とスープ

海藻めんを活用して作ったふかひれの姿煮とスープ

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 食品の研究開発を行う「日本海藻食品研究所」(金沢市本江町、TEL 076-292-1782)が開発した、海藻めんを活用してふかひれに似た食材を作る技術が食品関連業界で話題を集めている。

日本海藻食品研究所が開発した「ふかひれもどき」 

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 「溶けにくいソフトクリーム」などアイデアを凝らした技術を研究・開発する同社。今回は、海藻に含まれる成分・アルギン酸をお湯に溶かしたものを凝固剤入りの水に絞り出して作っためんを活用し、ふかひれに似たひれと繊維で姿煮とスープを完成させた。

 同社会長の白石良藏さんは「ふかひれは中華の高級食材として知られるが、食べる機会はあまり多くないはず。おいしいふかひれ料理を安く食べられたら」と7年ほど前から構想していた。さらに昨年、大病を患い入院した際、「病院でふかひれ料理が食べられたら患者さんもきっと喜ぶだろう」と開発への思いを強めたという。

 製造の過程で最もこだわったのは、ふかひれ独特のコリコリした食感。硬さはこんにゃくとおからを使って調整し、時間がたっても弾力を保つような工夫も施しているという。

 白石さんは「ふかひれそっくりの形状と食感でぜいたくな気分を楽しんでもらえれば」と話す。「海藻めん自体はノンカロリーでヘルシーなので、ダイエット食や病院食に適している。アイデア次第で中華以外のさまざまな料理にも応用できる」とも。

 今後は、中華料理店やスーパーなどへの技術提供・指導を行い、ふかひれの代替品としての商品化をサポートしていく。

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