金沢の金石海岸(金沢市金石)で8月22日、「ビーサン跳ばし世界選手権 in 金沢2010」が開催される。
開催は今年で2回目。昨年、海岸愛護運動「クリーン・ビーチいしかわ」の15周年を記念し、事務局のエフエム石川が初開催した。「用意されたビーチサンダルを遠くへ跳ばすだけ」という簡単なルールで誰でも参加できる手軽さから、募集から10日間で定員に達する人気ぶりだった。地元の金石地区や前回の参加者からのリクエストの声もあり、今年も続けて開催することが決まった。
今回の定員は、昨年より20チーム多い80チーム(240人)。エントリーに年齢制限はないが、3人1組の団体で女性を必ず1人以上入れることが条件。優勝から6位までを表彰する(個人記録は3位まで)。当日は7時30分から開会式と海岸清掃を行い、8時30分に競技をスタート。表彰式は12時30分から。
「クリーン・ビーチいしかわ」は、石川の海岸線の美化を目的に1995年にスタート。当初参加したのは8市17町だったが、その後、「県民運動」として拡大し昨年は県内全域で延べ11万3,000人が参加した。主な活動に、海岸清掃を行う「県民一斉海岸清掃デー」、活動に賛同する県内の大学生らが海岸清掃を通じてボランティア精神をはぐくみ、学生間のネットワークを構築する「学生クリーン・ビーチ石川大作戦」などがある。
同事務局では「誰でも気軽に参加し楽しめる競技。きれいになった海岸で、夏の空に向かって思いっきりビーチサンダルを跳ばしてみてほしい」と参加を呼びかける。
エントリーと問い合わせはクリーン・ビーチいしかわ実行委員会(TEL 076-262-8050)まで。