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金沢駅近くに共創型シェアハウス、1カ月から滞在可 ワーケーションにも対応

プロジェクトディレクターの中山健太さん

プロジェクトディレクターの中山健太さん

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 社会人や学生の学びの場を目指すシェアハウス「G-eight HOUSE(ゲイトハウス)」(金沢市笠市町5)が6月1日、金沢駅東口から徒歩8分の場所にオープンした。

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 プロジェクトディレクターの中山健太さんは富山県出身。金沢大学在学中からシェアハウスに住み、東京で就職後もシェアハウスで生活を続けている。多くの学びを得た自身の経験や、東京のシェアハウスで運営者として携わる中で、思い入れの深い金沢に「知識や経験をシェアし、共に成長していけるコリビング施設(職住一体型シェアハウス)を作り、地域を盛り上げていきたい」と、昨年9月から構想を練ってきた。新型コロナによる在宅ワークの増加で、孤立する独身の社会人たちが支え合う場にしたいという思いも、強い原動力になったという。

 場所は利便性を考え、駅から近いことや、食料品などが手に入りやすいことにも配慮して選定。古い昭和期の町家を手に入れ、自分たちも一部手伝いながらリフォームを行った。ドミトリーのほか、個室が2つあり、定員は5人。家賃は2万4,000円(共益費別)からとした。8畳のリビングは天井を高くし、白い壁紙を貼ることで明るく開放的な雰囲気にし、皆が集まりやすい空間に仕上げた。ワーケーションにも対応できるよう、滞在期間は1カ月から。メンバーが良い刺激を与え合えるよう、入居時には面談を行う。

 名称の「ゲイト」には、入居するメンバーの新しい可能性の入り口であり、次の挑戦に向けて門出の場所にしてほしいという願いが込められている。中山さんが上京して感じた「東京と地方の情報格差」を埋めたいと、東京のシェアハウスと連携して、イベントや勉強会を定期的に開催し、積極的な交流や学びの機会を提供していく。

 中山さんは「ここがスタート地点なので、入居するメンバーたちが、これからどのようなシェアハウスに育てていってくれるのかとても楽しみ。住む人の人生の選択肢を広げる場所になれば」と語る。

 問い合わせや内覧はホームページで受け付けている。

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