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金澤町家使ったシェアスペースが一般公開 シェアキッチンや土蔵も、可能性探る

オーナーの新保拓海さん(左)と番頭の松岡理恵さん(右)

オーナーの新保拓海さん(左)と番頭の松岡理恵さん(右)

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 シェアスペース「Nigiwai Space 新保屋」(金沢市安江町1)が8月30日、プレオープンとして内部を一般公開した。

【VRで読む】横安江商店街のシェアスペース「Nigiwai Space 新保屋」

 横安江商店街で1869(明治2)年から2002(平成14)年まで履物卸問屋を営んだ「新保屋商店」を、半年かけて改築した同店。かつてショーウインドーだった部分から中の土蔵が見えるように工夫し、間取りや柱、天井などはそのままに町家の良さを感じられる空間となった。シェアキッチンも備え、土蔵や和室などを時間や期間単位で、9月17日のオープンから貸し出す。

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 オーナーの新保拓海さんは先祖代々受け継いだ家をシェアスペースとして再活用した理由として、「商店街の中に長くあって、街の一部になっていると言っても過言ではない場所だった。小商売(こあきない)を始めてみたい人や、何かやってみたいという思いがある人に提供し挑戦してもらうことで、商店街や人とのつながりも生まれ、さらにステップを踏み出すきっかけになれば」と話す。

 29日に行った予約制の内覧会には、フェルト作家や靴職人、デザイナー、料理研究家などが訪れ、展示会や期間限定の飲食店など、幅広い可能性を感じたという。施設の番頭には、画家やフリーアナウンサーなどマルチな活動を行う松岡理恵さんが就任。施設を利用する人同士や地域とのつながりをマネジメントする役割を担う。

 新保さんは「学生や作家さんなど、面白いことをやっている人が集まると街の活性化につながる。1時間からでもレンタルができるので、何かやりたいことがあるなら気軽に使ってほしい」と呼び掛ける。

 現在はオープン記念のイベント企画を募集中で、3組限定で使用無料。9月4日19時30分からは、ZOOMを使って「みんなの居場所『新保屋』第1回企画会議」を行う。シェアスペースの使用料は1時間1,000円~。予約や問い合わせはフェイスブックとインスタグラムで受け付ける。

後援申請20141009