「和太鼓サスケコンサート~太鼓道2024~」が8月24日、松任学習センター プララ(白山市古城町)で開催される。
「いしかわ県民文化振興基金」から助成を受け、浅野太鼓楽器店(福留町)や浅野太鼓文化研究所(水島町)など地元の伝統産業が後援する同コンサート。当日は13曲を披露する。関連イベントとして小中学生を対象に2日間のワークショップを行い、参加者の発表会をコンサートのプログラムに組み込む。
和太鼓サスケは白山市・金沢市・野々市市の小学2年生から高校3年生11人で活動する青少年チームで、2023年3月の「日本太鼓ジュニアコンクール」に石川県代表として出場するなど県内外で活動。今年6月に開催された「金沢百万石まつり」では、メンバーの太田幸介さん(中学3年生)が史上最年少で長胴パートのオーディション1位になった。寺田智英さん(同)は大太鼓パートに選ばれた。2人はメインイベントの「百万石行列」出発式でも演奏した。
リーダーで石川県立工業高校3年生の加嶋虹春さんは「メンバーの入れ替わりなどがあったが、いかに自分たちらしい演奏ができるかを考えながら練習を重ねてきた。コンクールなどでも披露してきた定番曲の『信』『虫送り』、新曲の『ナナメカマエ』『楚々(そそ)』などを届けたい」と意気込む。
13時30分開場、14時開演。入場無料。