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ひがし茶屋街近くに日本料理店「barrier」結界をコンセプトにだし中心のメニュー提供

客前で温めるだしを中心に料理を提供

客前で温めるだしを中心に料理を提供

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 金沢市の観光地・ひがし茶屋街近くに日本料理店「barrier(バリア)」(金沢市尾張町2、TEL 076-204-7018)が7月12日、オープンした。

【VRで読む】ひがし茶屋街近くにオープンした日本料理店「barrier(バリア)」

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 石川県内外で飲食店の運営やプロデュースを行う「SU-BEE」(玉川町)が立ち上げたプロジェクト「金澤UMAMI STOCK barrier」が手掛ける同店。元は商店だった古民家をリノベーションし、コンセプトとなる「barrier=結界」を表現するため、観光地のにぎやかな大通りに面した入り口と、飲食店と美術館の中間をイメージした非日常空間の対比を際立たせた。店舗面積は60坪。白を基調に明るいデザインの1階はカウンター11席を設け、黒で統一した2階は個室3部屋に32席を用意する。2階の客席はテーブル代わりの三方にピンスポットが当たるように調光し、視野を限定することで周りの情報を遮断して食事に集中できるようにした。

 店内で提供するのはコース(3,850円~)のみ。岡持ちに入った3つのわんにサイホンで抽出したカツオの一番だしを客が自ら注ぐメイン料理や、「季節の押しずし」、ジュレ状のスープにマグロの一番だしをかけて味を調整できる「炙(あぶ)り鴨(かも)ラーメン」、栄養価の高い若芽野菜・マイクログリーンを使ったアイスクリームなど、旬の食材を提供する。テイクアウトとして、「冷やし金澤おでん」(2個380円~)も入り口で販売する。

 広報担当の宮本侑佳さんは「神事を行うような緊張感が生まれる厳かな空間で、外の喧騒(けんそう)を忘れてだしや料理に向き合ってほしい。国内外から人気の高いエリアなので、ブイヨンになじみの深い外国人観光客にも、日本文化の入り口としてだしを体験してもらえれば」と話す。

 営業時間は11時~21時。

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