ハイアット セントリック 金沢の「FIVE-Grill & Lounge」(金沢市広岡1、TEL 076-256-1559)で11月21日、香箱ガニや加賀野菜などの地元食材を使ったディナーコースを提供する「金沢産食材Irodoriフェア」が始まった。
オープニングディナーで金沢産食材の魅力をPRする村山卓金沢市長
地元食材をアピールし、地産地消につなげようと、金沢市の農業水産振興課などが企画。香箱ガニを丸ごと1杯使ったサラダをはじめ、ブリや白子、甘エビ、ガスエビ、加賀野菜などを使ったディナーコース(9,350円)を提供。メイン料理の「鰤(ぶり)と金沢一本ねぎのグリル」は、加賀れんこんを使ったガレットを添え、金沢ヤマトみそを使った玄米甘こうじソースを合わせる。日中のラウンジでは、五郎島金時や大野直源じょうゆを使ったモンブランのデザート(1,100円)を提供する。
生産者や市の関係者を招いて11月18日、試食会が開かれた。村山卓金沢市長は「香箱ガ二をフレンチの技法でヨーグルトと合わすなど、新しい可能性を感じた。市民の方はもちろん観光の方にも金沢産食材の可能性を感じてほしい」と呼びかける。ハイアット セントリック 金沢の高橋慶総支配人は「金沢の海と山の幸の素材を生かしたメニューになっている。店内も加賀五彩や加賀野菜をモチーフにしたインテリアなので、五感で金沢を味わってもらいたい」と話す。
提供時間は、ラウンジでのデザート=12時~17時、ディナーコース=17時30分~21時(要予約)。今月27日まで。