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金沢の老舗すし店5店でブランドガニ「金沢香箱」フェア

「千取寿し」の金沢香箱コースの一品

「千取寿し」の金沢香箱コースの一品

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 金沢のブランドガニ「金沢香箱(かなざわこうばこ)」を使ったコース料理を提供する企画「金沢香箱×金澤寿司フェア」が11月8日、金沢市内の老舗すし店5店で始まった。

「千取寿し」の酢の物

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 「金沢香箱」は、金沢港で水揚げされたズワイガニのメスの中で、甲羅が幅8センチ以上で脚折れがなくすべてそろっているものをいい、ブランドの証しとして専用のタグが付く。

 石川県では11月6日からカニ漁が一斉解禁となった。香箱ガニの漁期は、オスの加能(かのう)ガニが翌年3月20日までの約4カ月半あるのに比べ、12月29日までの約1カ月半と短い。メスの大きさはオスよりかなり小ぶりだが、内子(うちこ)といわれる濃厚なカニみそと甘みの強い身が特徴。

 フェア参加店は、「千取寿し」(石引1)、「乙女寿司」(木倉町4)、「鮨処たかしま」(東山1)、「寿し駒」(安江町)夜のみ、「寿し若」(長田1)。「金沢香箱コース」(1万1,000円~)の予約は2人以上で受け付ける。

 同企画コーディネーターの山田元一さんは「金沢には全国に名を知られたすし店がいくつかあるが、親子や兄弟で営み長年市民に親しまれている店を選んだ。観光客だけではなく、地元の人にも食べてもらいたい」と呼びかける。

 「千取寿し」の吉田和久社長は「金沢香箱は普通の香箱ガニの1.5倍の大きさがあり、身がぎっしりで1杯でもお腹がいっぱいになる。予約数と入荷のバランスが難しいのでコースは早めに予約いただけたら」と話す。

 11月23日まで。

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