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金沢駅前に鉄板焼きとバーの複合店 食前に好みの酒選べるボトルショップも併設

「薪火三庵」で提供する鉄板焼き料理 「能登牛サーロインステーキ」

「薪火三庵」で提供する鉄板焼き料理 「能登牛サーロインステーキ」

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 鉄板焼き料理「薪火三庵(まきびさんあん)」と併設するボトルショップ「BYOB KANAZAWA」(金沢市本町、TEL 076-256-0760)、バー「HARRY'S KANAZAWA:」(TEL 076-225-8830)の複合店が11月23日オープンした。

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 1階に「薪火三庵」と食前に酒を選び購入できるボトルショップ、2階にはウイスキーをメインに提供するバーが出店。運営するのは、富山県高岡市に本社を置く「GRN」。不動産、自販機事業、酒類の輸入などを手掛ける中、ホテル飲食事業での経験を生かし金沢に進出した。

 「薪火三庵」では能登牛や氷見牛、若狭牛などのブランド牛、金沢港直送の魚、加賀丸芋や加賀れんこんなどの加賀野菜など地物食材を扱う。ウイスキーだるに使われるオーク材のまきで焼き上げ、独特の香りを醸し食材のうま味を引き出す。席数はカウンター9席と個室6席。

 メニュー例として「二庵(10品)」(1万6,500円)は、シェフから初めの一口、富山湾の宝石ガレット、活蝦夷(えぞ)アワビの鉄板焼き 肝のソース、季節の焼き野菜、彩りサラダ、特選和牛のステーキ薪火焼き、絶品甘海老(あまえび)のガーリックライスまたは焼きおにぎりの加賀棒茶の香り、ヤマト塩?(こうじ)の漬物と加賀麩(ふ)の吸い物、デザート、コーヒーまたは紅茶など。ホテルで鉄板焼き料理の経験を積んだ料理長の石塚携さんは「まきで調理する肉は香りが立ち、ほどよく脂も落ちる。まき料理の醍醐味(だいごみ)を楽しんでもらいたい」と話す。

 「Bottle Shop BYOB KANAZAWA」では、北陸唯一のウイスキー「三郎丸蒸留所」の限定ボトルのほか、ソムリエがセレクトするワイン、利き酒師が選んだ日本酒を用意し、食事にマリアージュするボトルを選べる。購入による持ち込み料金は2,000円。

 2階の「HARRY's KANAZAWA」では、シングルモルトウイスキーをメインに提供する。スコットランドの街中をイメージしデザインされた落ち着いた雰囲気で、駅前でありながら静かに楽しめる空間を作った。入手困難なウイスキーなどラインアップは1000種類を超える。席数はカウンター12席。マネジャーの田島一彦さんは「ゴールを定めず進化し続ける三郎丸蒸留所の魅力を体験してもらいたい」と話す。

 営業時間は「薪火三庵」=11時30分~14時、17時~21時30分、「BYOB KANAZAWA」=11時30分~21時「30分。「HARRY'S KANAZAWA」=18時~24時。日曜・月曜定休。

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