金沢のカメラマンとクリエーターが「旅と撮影」をテーマに企画運営するツアーが11月13日・14日、能登・穴水で開催される。
「穴水フォトリトリート」と銘打つ同ツアーは、「能登あなみず農泊推進協議会」が開催主体となり、伝統の技と現代の技を融合させたエンターテインメントを手掛ける「kanazaWAZA研究所」が、金沢市内のカメラマンとコラボして企画運営する。特定の技術を持った人々が集まり、その地域の観光産業へじかに参画することを通じて、今までにはない体験をつくり、地域起こしに貢献したいと立案した。
参加者が自らピンホールフィルムカメラを組み立ててツアーがスタートする。大相撲・遠藤関の故郷でもある穴水町の穴場スポットをガイドしながら、対象とする世界の捉え方から現像の作業までをサポートし、「参加者にどっぷりと写真の世界に浸ってもらう」という。
同研究所の澤田雅美さんは「穴水独自の地域体験を通してプロカメラマンのレクチャーを受けながら、SNSでキラリと光る写真が撮れるようになるためのノウハウを身に付けてもらう。穴水町のPRにも貢献できれば」と話す。
1泊2日、3食付きで、モニター参加費は県内在住者=1万円、その他=2万円。集合は穴水町「あすなろ広場」。定員は10人。問い合わせと申し込みは「能登あなみず農泊協議会」ウェブサイトで受け付ける。