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「金沢の“金”を巡る体験ツアー」がモニター参加者を募集

砂金採取の現場となる大桑層の岩場。ポットホールも数多く見られる。

砂金採取の現場となる大桑層の岩場。ポットホールも数多く見られる。

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 太古の化石層が露出する河畔で砂金を採取するツアーが11月3日、金沢で開催される。

兼六園「金城霊澤」で歴史のガイドと露出化石層で金の採取体験

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 昔、砂金が取れた場所という「金洗い沢」にちなむ場所を、歴史と地質学のガイドを受けながら実際に訪れ、砂金を採取してもらう同ツアー。現在の金沢城が開かれる前に、一向宗が本拠地とした金沢御坊があった小立野台地には、戦国期、各地から人が入り砂金を採掘していたといわれる。近くは昭和にも一大ブームが起こった同台地の下を流れる河川・犀川では、現在でも砂金を採取できる。

 同ツアーでは、砂金台地と呼ばれた同台地の先端にある兼六園「金城霊澤」を起点に歴史のガイドがスタート。犀川上流の化石層が露出している大桑層へ移動して地質学のレクチャーを受けた後、砂金採取を実践している人の指導の下、河畔で砂金採集を体験してもらう。

 同ツアーを企画・主催する「TABITAIKEN」の越石あきこさんは「歴史観光地として知られる金沢だが、豊かな自然もありダイナミックなローケーションもある。今回は、金沢の新しい側面を紹介し体験してもらうアクティビティとして、インバウンドから地元の人までを対象にツアーを企画した。飲み物や和菓子、椅子なども準備し、のんびりと専門的に子供から年配の人までが楽しめると思う」と話す。

 開催時間は13時~17時。参加費は5,000円。集合場所は金城霊澤前(兼六園金沢神社横)。定員は4、5人程度。申し込みはホームページで受け付ける。

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