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富山・高岡の鋳物メーカー「能作」が金沢に新店 デザイン性追求したアイテム並ぶ

人気シリーズのスズを使った「KAGO」シリーズ

人気シリーズのスズを使った「KAGO」シリーズ

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 スズ、真ちゅうなどをメインに扱う鋳物メーカー「能作(のうさく)」(富山県高岡市)が9月17日、「香林坊大和」(金沢市香林坊、TEL 076-220-1111)に新店をオープンした。

【VRで読む】「香林坊大和」6階にオープンした「能作 香林坊大和店」

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 1916(大正5)年創業の同社は当初は仏具や茶道具、花器を中心に商品を展開していたが、近年はインテリア用品、テーブルウエアなどを通じて現代のライフスタイルに沿った鋳物の魅力を発信している。スズ100%の加工に挑戦することで商品ラインアップの幅を広げ、「曲がるのなら曲げて使える食器を作ろう」と開発した「KAGOシリーズ」が国内外から注目を浴びているという。

 直営店としては全国13店舗目で、石川県初出店となる同店。KAGOシリーズのほか、フランスや日本のミシュラン店でも使われているという食器や酒器、花器、オブジェ、アクセサリーなどデザイン性の高い多様なアイテム約300点が並ぶ。同店限定の「金澤箸置」(2,750円)も発売した。

 「高い技術を保ちつつ時代に合わせたデザイン性を追求する」と同社。商品ラインアップについて、スタッフは「スズにはさびにくく朽ちにくい性質があり、抗菌作用や酒の味をまろやかにする特性もあるといわれている。素材の特性を生かした商品から、スズや真ちゅうの魅力を伝えていきたい」と話す。

 営業時間は10時~19時。

後援申請20141009
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