パティシエの辻口博啓さんが手掛ける「CAFE DE H(カフェ ドゥ アッシュ)」(金沢市南町、TEL 076-234-3773)が11月14日、金沢市中心部にオープンした。
【VRで読む】「南町」交差点近くにオープンした「CAFE DE H(カフェ・ドゥ・アッシュ)」
石川県立美術館内のカフェ「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」のカジュアル版として、辻口さんが学校長を務める「スーパースイーツ製菓専門学校」のビル1階に開店。セルフ式の気軽に利用できるスタイルで、通りを行き交う観光客や地元の人をターゲットに据える。
スタイリッシュにまとめた店内には28席を設け、メニュー表とレジ横にあるスイーツやパン系が並ぶショーケースから商品を選び、先に会計を済ませる。ドリンクは、ブレンドコーヒー(S=250円、M=325円、2杯目は半額)やバナナの果実味に能登ミルクの「うま味を合わせた」人気の「バナナジュース」(475円)など。
ショーケースにはクロワッサン(225円)などのベーカリーと、3種のチーズに黒コショウをアクセントとするチーズケーキ「バスクフロマージュ」(325円)や「辻口シュー」(200円)、「のとミルクプリン」(350円)などのスイーツが並ぶ。メニューに合うシードル(250ミリリットル瓶=700円)などアルコール類も。
新たに開発した「Riz Galette(リ・ガレット)」は、そば粉を使ったブルターニュ風ガレットに県産の米粉を合わせてアレンジ。しっとり、もっちりとした食感に仕上げ、具材をくるりと巻いてワンハンドで食べられるスタイルにした。ソーセージ、卵、チェダーチーズを巻いた「グリルソーセージ」(850円)など食事系と、季節のフルーツ、キャラメルソース、ナッツを巻いた「季節のローストフルーツ」(700円)などスイーツ系も用意する。価格は税別。
同店マネジャーの小笠原透さんは「街歩きやブレークタイムに、気軽に地元の食材を使ったメニューを楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は10~19時。