オーガニックドイツパンの店「ブロートルーフ ビオベッカライ」(能美市松が岡、TEL 0761-48-4679)が12月7日、能美市にオープンした。
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一見住宅地とは思えないような木々に囲まれた場所にオープンした店には、色とりどりのリースやドライフラワーが飾られ、自然が感じられる雰囲気に仕上げたという。
留学した際にドイツパンのおいしさと奥深さを知ったという店主の小坂藍さんは、帰国していったんは会社員として働いたものの、パン職人になることを決意。再び渡独し、バイオダイナミック農法の農場にあるパン店で働きながらドイツのパン職人の国家資格を取得。数年修業の後帰国し、地元である能美市にオーガニックドイツパンの店をオープンした。
店では、人気の「ラウゲンブレッツェル」(250円)や、小麦の原種というディンケル小麦を使った「レーズンディンケル」(430円~)、キャラウェイの香りが爽やかな「ロッゲンモント」(450円~)など、有機栽培のドイツ産小麦粉を使った7種類のパンのほか、12月は地元国造地区特産のゆずピールを使った「シュトレン」(1,500円~)も販売する。
小坂さんは「オーガニックのパンを通して環境や健康について考えるきっかけにもなってほしい」と語る。
営業時間は9時~14時、16時~18時。木曜・第3水曜定休。