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金沢・もりの里にパン店「パリカナ」 パリや東京で経験を積んだ職人が独立

店内の様子

店内の様子

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 パン店「ブーランジュリー パリカナ」(金沢市もりの里2、TEL 076-225-8625)が4月17日、金沢・もりの里にオープンした。

【VRで読む】もりの里にオープンしたパン店「ブーランジュリーパリカナ」

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 オーナーの渡邉勇樹さんは横浜市出身。パリで修業する中でパリのパンに魅了され、東京とパリで展開する有名店「メゾン・ランドゥメンヌ」の東京本店で経験を積むなどし、今回、妻の地元である金沢で独立した。これまでの経験を生かし、フランス産の小麦粉やバターを使い、天然酵母を長時間発酵させるフランスの製法を取り入れて、パリのパン店を再現したような店を目指す。

 パリのパンの魅力について渡邉さんは「原料から製法までとにかくおいしさにこだわっている」と話し、同店においてもフランス産の小麦粉やバターを使い、天然酵母を長時間発酵させるフランスの製法を取り入れている。

 パリをイメージしたというおしゃれな店内はオープンキッチンになっていて、パンを焼く様子を間近で見ることができる。パンはスタンダードなパンからクリームや果物を使ったパン、ハード系のパンまで約30種類を用意。一番人気はバターの香りとサクサクした食感が特長の「クロワッサン」(210円)。ハード系ではヘーゼルナッツ入りのパン「パン・オ・ノワゼット」(420円)が一押しだという(価格は全て税別)。パン・オ・ノワゼットは「内側はふんわりやわらかくもちもち。バターを塗って軽く焼いて食べるのがお勧め」と渡邉さん。

 「できるだけ出来たての温かいパンを食べてほしい」との思いから、朝8時の開店前後と昼12時ごろに焼き上げる。

 渡邉さんは「日常にちょっとした上質をもたらすことができるようなパン屋さんになれたら」と話す。将来については「10年後にはパリに店を構えたい。そのためにコンテストなどにも挑戦して腕を上げていければ」と意欲を見せる。

 営業時間は8時~17時(なくなり次第終了)。火曜定休。

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