金沢の若手作家の酒器を集めた「しらいとの酒器展」が現在、「ギャラリーしらいと」(金沢市彦三町1、TEL 076-255-0339)で開催されている。
【VRで読む】彦三町のギャラリーしらいとで開催中の「しらいとの酒器展」
金沢市内を中心に活動している若手工芸作家の「酒器」のみを集めた同イベント。陶芸や九谷焼絵付、ガラス、金工、木工に加え、特別出展として漆と錫(すず)の作家も出展。会期中は異なる素材の酒器で同じ酒を飲み比べる「しらいと酒器飲み比べ」も同時開催(参加無料)。
出展作家は、陶芸=荒谷翔さん、今西泰赳さん、竹田みずほさん、林沙也加さん、高光史也さん(特別出展)。九谷焼絵付=木戸優紀子さん、米倉しおりさん。ガラス=高木基栄さん、保木詩衣吏さん。金工=中島ゆり恵さん。木工=生地史子さん。特別出展作家は漆=定池夏子さん、錫=角居康宏さんの総勢13人。
出展作家の一人である今西泰赳さんは「今回の展示作品は素材の違いのほか、形もさまざまなものが集まっている。手に取って、『一期一会』の作品との出合いを楽しんでいただけたら」と話す。
ギャラリーオーナーの目細勇治さんは「試飲用の酒器で飲み比べて、味や香りの違いを感じていただきたい。車に乗らずにお越しいただき、ゆっくりと過ごしてほしい」と話す。
開催時間は10時30分~17時。入場無料。最終日の12月1日は15時から、出展作家によるトークイベントを予定(参加無料)。