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金沢・柿木畠商店街に焼き肉店 和牛の雌にこだわり、加賀の「とんちゃん」看板に

和牛の鮮度を保つ専用の冷蔵庫と店主の佐藤浩之さん

和牛の鮮度を保つ専用の冷蔵庫と店主の佐藤浩之さん

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 「炭火焼肉 若竹」(金沢市柿木畠2、TEL 076-209-2111)が4月3日、柿木畠商店街にオープンした。

【VRで読む】柿木畠商店街にオープンした「炭火焼肉 若竹」

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 「カワグチ」(福井県栂野町)と合併し移転した、食肉卸売業「牛若」(戸水2)の本社跡地に開店した。店主の佐藤浩之さんは「牛若」創業者・佐藤保さんの息子。引退し、車いす生活を送る父に寄り添う中で、バリアフリーの飲食店が少ないことや、バリアフリー対応でも介護者に不便な造の店舗が多いと気が付いたという。

 今回、内装を担当した「7.NANATEN」(保古町)のアドバイスの下、通路の幅やトイレなど、車いすの人でも気軽に来店できる店づくりにこだわった。佐藤さんは「サービスとは、お客さまに居心地のよい雰囲気を提供すること。お祝い事やお肉が食べたいときに、家族みんなで焼き肉を楽しめる店を目指した」と話す。

 約30坪の店内にはカウンター8席、テーブル7卓32席を設ける。肉は「牛若」が牛舎まで行って買い付けた和牛の雌を主に使い、自慢のホルモンも和牛のみ。魚屋などで使う専用の冷蔵庫で熟成させて、提供する。「若竹ホルモン」(480円)や、赤字だという「極和牛厚切りタンステーキ」(2,980円)などがメニューに並ぶ中、加賀市で大衆料理として伝わる「とんちゃん(まぜ焼き)」(2人前=1,000円~)を名物に掲げる。和牛ややまと豚、鶏などのホルモンを浅い鍋で煮焼きにする「とんちゃん」は、生の状態でテークアウトも可能で、2人前(1,150円)から対応する。

 佐藤さんは「今は加賀でもとんちゃんが食べられる店が減ったが、昔は生のホルモンを買って多くの家庭で作っていた。加賀市の食文化を金沢の人にも広めたい。鮮度にこだわる当店のとんちゃんをぜひ、店や自宅でも楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

 営業時間は18時~翌2時。火曜定休。

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