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金沢の住宅地に本格韓国料理店-韓国食材の製造・卸会社が店作りにもこだわり

韓国料理「宮(グン)」の外観

韓国料理「宮(グン)」の外観

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 金沢の住宅地に5月9日、韓国料理店「宮Gung(グン)」(金沢市本江町、TEL 076-291-1800)がオープンした。

店内の調度品も韓国から取り寄せる

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 同店を運営するのは、韓国食材の製造と卸・店舗開発を手掛ける「イワモト」(金沢市本江町)。これまでにも焼き肉店「班家」を金沢・福井・岐阜で展開しているが、自社の新たなコンセプト店として開店した。

 同社の強みを生かした店舗開発は、外壁の瓦や店内の建具まで本場韓国から船便で取り寄せるこだわりぶり。店舗面積は約60坪で、座敷50席を設ける。住宅地という立地から、ファミリー客や女性客の利用が多いという。客単価は、ランチ=1,200円前後、ディナー=2,500円前後。

 メニューの柱は本場の韓式焼き肉。同社が独自に開発したという無煙ロースターを導入するほか、1つの鉄板でサムギョッサル・キムチチゲ・卵焼きの3つの味を同時に調理する「ハナロ」など、本場韓国のスタイルで料理を提供する。

 同店特製のタレで漬け込んだ大ぶりの肉を専用ハサミで切りながら食べる韓国スタイルの焼き肉には、たっぷりのサンチュと特製の野菜タレを添える。和牛と豚肉のバージョンの「ハナロ」とサムギョッサルが人気筋。オリジナルのタレは、塩麹(こうじ)にわさびとヨーグルトを合わせた「塩麹たれ」、コチュジャンに日本のみそとマヨネーズを合わせた「コチュジャンたれ」、天然塩と各種ハーブを合わせる「ハーブソルト」の3種を用意する。

 一品料理は「石焼ピビンバ」「生海苔と牡蠣のチヂミ」「海鮮チャプチェ」、ゴマ油で木綿豆腐をソテーした「金澤豆腐キムチ」「自家製サムゲタン」などのほか、自家製麺を使った冷麺も種類豊富にそろう。ランチタイムは数量限定の「焼肉ランチ」、肉の量が豊富な「王S焼肉ランチ」が人気。

 料理長を務める新井永奎さんは「韓国を再現したような雰囲気の中で、本格的な韓国料理を楽しんでもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は、11時~14時、17時~23時。火曜定休。

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