金沢郊外のインドネシア料理店「Kelod Kaje(クロッド・カジュ)」(金沢市木曳野、TEL 076-205-9117)が7月7日のオープンから1カ月を迎えた。
サーフィンが趣味というオーナーの南さん夫婦が「自分たちの店を持ちたい」と夢をかなえた同店。店舗面積は約50平方メートル。店内は天井が高く開放的な雰囲気で、カウンター4席とテラス席4席を含む20席を設ける。店名の「Kelod Kaje」はバリ島の言葉で方角を意味することから、南さんの名字とかけた。
インドネシアの辛味調味料「サンバル」に手を加えるなど、日本人の口に合うようアレンジしたメニューには、「一番人気」というインドネシア風焼き飯「ナシゴレン」のほか、バジル風味の鶏そぼろご飯「ガパオライス」、ココナツ風味の「唐辛子のレッドカレー」、インドネシア風焼きそば「ミーゴレン」、3種(鶏・つくね・豚)のインドネシア風焼き鳥「サテ」などをそろえる。
ランチタイムには、ナシゴレン・海鮮ナシゴレン・ガパオライス・唐辛子レッドカレー・ミーゴレン・トムヤム雑炊のいずれかを選び、ドリンクを付けたランチセット(1,050円)を用意。ドリンクには、バナナやキャラメル味のタピオカドリンク、パイナップルスムージーやマンゴーラッシーなどを置き、南国ムードを演出する。
「10時30分の開店からランチまでのカフェタイムには、朝の一仕事を終えた近所の人が気軽に立ち寄ることも多い」とマスターの南秀幸さん。ディナータイムには若い女性の姿も目立つ。客単価は、ランチタイム=1,000円前後、ディナータイム=2,000~3,000円。
南さんは「食事やティータイムに、スローな時間をゆっくり楽しんでもらいたい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時30分~14時(ランチタイム=11時30分~13時30分)、17時30分~22時。月曜・第2日曜定休。