金沢にベーカリーカフェ「オレイユ」-南部小麦を使った食パンメーンに

毎日20~30種類のパンが並ぶ店内

毎日20~30種類のパンが並ぶ店内

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 金沢に「パン&おにぎり&くつろぎカフェ Oreille(オレイユ)」(金沢市高柳町、TEL 076-255-2639)がオープンして2カ月が過ぎようとしている。オープン日は5月1日。

カフェスペース

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 店舗面積は約60平方メートルで、カフェスペースはカウンターとテーブルを合わせて13席。購入したパンを食べられるほか、焼きたてパン3個にゆで卵、コーヒーがつくモーニングメニュー「パンバスケットセット」(350円)、パン5~6種類にスープ、コーヒーがつくランチメニュー「スープセット」(500円)なども用意する。

 同店の自信作は、金沢・八田町の契約農家が有機栽培で作った「南部小麦」を素材にし、5年以上の試行錯誤を重ねて完成させた南部食パン(1斤=250円、1本=700円)と、やや小ぶりの南部ホテル食パン(1斤=220円、1本=430円)。どちらも無添加バターと厳選した塩を用い、卵、マーガリン、イーストフード、脱脂粉乳は使っていない。1日6~7本を焼いているが、すぐに売り切れるという。

 そのほかのパンもすべて手作りで、店主の西川一広さんが毎朝3時から準備する。パンは約50種類あり、店内には毎日20~30種類が並ぶ。ソフトな生地でずんだあんを巻き込んだ「ずんだロール」(100円)や、中に粒あんを入れた「あんフランス」(120円)などが売れ筋だという。

 デニッシュにカスタードクリームとコーヒーゼリーをのせた「コーヒーゼリーペストリー」(130円)、ミートソースの上にトマトのスライスを置いて焼いた「トマトボロネーゼ」(150円)、こだわりのベーキングパウダーを使ったスコーン(各種120円)なども。主な価格帯は80円~240円で、100円台のものが多い。

 妻の好美さんは「手作りにこだわり、お財布にも優しいパンをそろえているので、ぜひご来店いただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は7時~18時で、モーニングメニューは7時~9時、ランチメニューは11時~14時。水曜定休。

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