株式会社アディエム(本社:東京都中央区・代表取締役社長 下村 雅之)は、株式会社CCイノベーション(本社:石川県金沢市・代表取締役社長 菊澤 智彦)および、北國フィナンシャルホールディングスグループと、製造業DXによる地域経済の活性化を主な目的 とした包括連携協定を締結しました。

日本全国の製造業、とくに地域に根ざした中小製造業は、深刻な人手不足や技術継承の課題に直面しています。現場ではDXの必要性を感じながらも、「何から始めればいいかわからない」「システムが使いこなせない」といった声が多く聞かれます。
私たちアディエムは、これまでkintoneを活用したセミオーダー型の業務改善システム『GROW 工程管理 on kintone』を通じて、そうした現場の声に応え、
現場が使いこなせるDXを支援してきました。
このたび、地域密着型の支援に強みを持つCCイノベーション様と提携することで、
より多くの製造現場に寄り添い、地に足のついたDXを全国へ広げていく体制を築くことができると確信しています。
今回の提携は、アディエムの製造業向けDXソリューション『GROW工程管理 on kintone』を軸に、CCイノベーションおよび北國フィナンシャルホールディングスの地方金融機関ネットワークと経営ノウハウを活用することで、
地域密着型の業務改革を実現し、製造業の現場課題を解決する支援体制を構築するものです。
まずは北陸地方から、地域製造業のDX推進による生産性向上、利益体質への転換、そして地域経済全体の活性化を目指してまいります。
さらに、「いまあるリソースで、もっと稼げる、全体最適な工場をつくろう。」というスローガンのもと、日本中の現場でkintoneを活用した業務改革にチャレンジし、日本の製造業をより明るく、活力ある最新のメイドインジャパンへと進化させてまいります。
◆今後の展望における両社のコメント
株式会社CCイノベーション 執行役員 兼 パートナー 平田 祐輔
製造業に特化した様々な課題解決機能を有しているアディエム様との戦略的業務提携により、事業領域拡大を図るとともに、弊社としてもこれまで以上にお客様の成長の実現のため、コンサルティングを行いたいと考えております。 両社の強みを活かし製造業のお客様が抱える経営課題を解決できるよう、取り組みを進めて参ります。
株式会社アディエム 代表取締役 下村 雅之
私たちアディエムは、“ものづくりをもっと強く、もっと楽しく”という想いを胸に、現場に根ざしたDXを推進してきました。今回の提携は、志を同じくするCCイノベーション様と共に、その想いをさらに力強く広げていく大きな転機だと感じています。
これからの日本の製造業が、地域に根ざしながらも世界に誇れる存在であり続けるために、共に知恵を出し、現場と未来をつなぐ仕組みをつくっていきます。
『GROW工程管理 on kintone』は、多品種小ロット・受注生産型の製造業向け工程管理・生産スケジューラです。
従来の生産スケジューラは、高額かつ操作が難しく、多くの中小製造業が「うちには合わない」と導入を見送ってきました。
GROW工程管理は、そうした課題に応えるべく開発された、”
小さくはじめて、大きく育てられる” --育シス開発型のツールです。
https://www.youtube.com/watch?v=1FUPP6Ajrxw
【特徴1】圧倒的な低コスト(月額2.5万円~)
既存製品は数千万円の初期導入コストが必要ですが、GROW工程管理なら初期費用を抑えてすぐにスタートできます。
【特徴2】直感的で簡単な操作性
ITが苦手な現場の方でも、すぐに使いこなせる、シンプルで直感的なUIを採用。実績入力も、軍手を外さずに行えるなど、現場にやさしい設計です。
【特徴3】柔軟に機能拡張しやすい
GROW工程管理は、kintone上で実現しているセミオーダー型システムだからこそ、業務に合わせて柔軟に機能を追加でき、段階的なDXを実現します。
【特徴4】自動スケジューリング機能
従来、日程計画の作成やリスケジュールには多くの時間がかかっていましたが、GROW工程管理なら、それがわずか数分で完了します。
製品の詳細については、以下のページをご覧ください。
▼『GROW工程管理 on kintone』製品紹介ページ
https://adiem.jp/kintone-grow-process/
GROW工程管理は、工程の計画・進捗管理にとどまらず、
受発注管理・在庫管理・原価管理などの周辺業務まで一気通貫で対応できる拡張性を備えています。
「工程管理だけを整えても、他の業務とつながっていなければムダが出る」--そんな現場の課題に応えるため、kintoneのセミオーダー型開発を活かし、
業務全体をなめらかにつなぐ仕組みを構築可能です。
【GROW工程管理と連携可能な主な業務領域】
受発注管理
受注情報と製造計画を連動させ、納期遅延や手配ミスを防止します。
在庫管理
材料・仕掛品・完成品の在庫をリアルタイムで見える化し、適正在庫を維持します。
原価管理
工程ごとの作業実績や材料投入実績をもとに、案件別・製造オーダ別の原価を自動で算出します。
生産性分析・管理会計
実績データに基づき、生産性・利益率・部門別採算性などを可視化し、経営判断に活用できます。
アディエムは今後も地方の企業との提携を積極的に推進し、地域の製造業と共に成長することを目指します。地域のネットワークや信頼関係を持つ皆様と手を取り合い、それぞれの強みを掛け合わせることで、より多くの現場に「成果につながるDX」を届けることができると信じています。
「
現場が使いこなせるDX」「
今あるリソースで稼ぐ仕組みづくり」を共に実現し、日本の製造業をもっと明るく、もっと強くしていきましょう。
◆本件に関する問合せ先
株式会社アディエム
E-mail: contact@adiem.co.jp