プレスリリース

日本モバイル建築協会「令和6年能登半島地震被災地復興支援 中間活動報告会」開催のご案内

リリース発行企業:一般社団法人日本モバイル建築協会

情報提供:


輪島市下黒川第1団地の全景

 一般社団法人日本モバイル建築協会は、令和6年能登半島地震の発災後、石川県や輪島市等から要請を受け、当協会の会員各社と協力し恒久仕様の木造モバイル建築を用いた応急仮設住宅や支援者宿所等の建設に取り組んでいます。

 つきましては、中間の報告会を以下の通り開催いたします。参加ご希望の方は下記URLよりお申込みください。原則、会員の方を対象としますが、非会員の方も参加可能です。(先着順10名まで)

日時:2024年12月19日(木)18時~20時30分
場所:会 場:ステーションコンファレンス万世橋・304会議室
   (東京都千代田区神田須田町1-25JR神田万世橋ビル3F)
参加費:無料 但し、お弁当をお申込みの場合は実費3,300円(事前振込)
申込先URL:https://forms.gle/4P1b8rcWu7pQXgdD9
申込期限:2024年12月16日(月)17時


 木造モバイル建築は従来のプレハブなどの建設型応急仮設住宅と異なり、一般住宅と同等以上の安全性や断熱性、耐久性を有し、仮設建築物として利用した後に移設して本設の復興住宅等に転用することができるものです。また、この木造モバイル建築は、ユニットを被災地外で製造し、完成したユニットをトラックで輸送し建築しています。
 仮設用地でそのまま本設の市町有住宅に移行するものと、2年後に本設用地に移設するもの、私有地に仮設住宅を建設し土地建物を被災者に払い下げ被災者の自力再建を支援するなど、復興まちづくりに貢献することが可能です。

 2024年11月までに、供給いたしました木造モバイル建築は以下の通りです。

■応急仮設住宅:261戸(災害救助法に基づく整備)

〇七尾市
 ・小島町第2団地 50戸
 ・小島町第3団地 12戸
 ・本府中町第1団地 37戸
〇輪島市
 ・下黒川町第1団地 24戸
 ・山岸町第1団地 30戸
 ・稲屋町第1団地 91戸
 ・小伊勢町第3団地 14戸
〇能登町
 ・やなぎだ第3団地 3戸

小島町第2団地

小島町第3団地

本府中第1団地

下黒川第1団地


小伊勢町第3団地

山岸町第1団地

稲屋町第1団地

やなぎだ第3団地

■木造仮設宿泊所:230戸(受援環境の整備)   
※中小機構補助事業

〇輪島市
 ・のと里山空港仮設宿泊所  180戸 
〇穴水町
 ・穴水のとふれあい文化センター仮設宿泊所 50戸

のと里山空港仮設宿泊所

穴水のとふれあい文化センター仮設宿泊所

■仮設工房:50戸(漆器産業・伝統工芸の再生支援)  
※中小機構補助事業

〇輪島市
 ・杉平町地内〔輪島消防署前公有地内〕 30戸
 ・水守町地内〔石川県輪島漆芸美術館敷地内〕 17戸
 ・鳳至町地内〔いろは蔵敷地内〕  3戸

杉平町地内〔輪島消防署前公有地内〕

水守町地内〔石川県輪島漆芸美術館敷地内〕

鳳至町地内〔いろは蔵敷地内〕

鳳至町地内〔いろは蔵敷地内〕内観

■輪島市復興デザインセンター:2棟(伝統工芸・商工復興支援)
 山梨県丹波山村、愛知県常滑市のクラウドファンディング(ふるさと納税)、一般の方々からの寄付等を原資とする現物寄付により建設。復興期は奥能登の復興の状況をPRする発信基地として利用し、災害発生時には医療的ケアが必要なケア児者が避難できる福祉的な一時避難・退避場所として利用できるように整備。

輪島市復興デザインセンター(本棟)

輪島市復興デザインセンター(分棟)

■復興ボランティア活動ベース:10室(着工中12月中完成予定)
 ・農村集落の復興に従事するボランティアの活動拠点
 ・企業版ふるさと納税制度などによる寄付と会員企業による無償貸与

■仮設店舗:5戸(なりわいと復興まちづくり再生)年度内完成予定

 また、現在新たに仮設工房や仮設店舗などの建設準備をおこなっており、能登半島地震の復興活動を支援しております。ご協力いただきました行政ならびに関係者の方々に感謝申し上げます。

●本件に関するお問い合わせ
日本モバイル建築協会サイトのお問い合わせフォームからお願い致します。
https://mobakyo.or.jp/contact

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