リリース発行企業:特定非営利活動法人 ZESDA(日本経済システムデザイン研究会)
非営利活動法人ZESDA(代表理事:桜庭大輔、所在地:東京都中央区、以下ZESDA)はグローカルビジネスをプロデュースするパラレルキャリア団体です。当団体主催のイベントや国内外で実施しているプロジェクトの活動情報などをご報告します。
ZESDAの詳細は公式サイトをご覧ください。
1)トップニュース
AMAMIバリュープロデュースが「cottaビジネスフェア2025」に出展!バニラビーンズの販路拡大に向けた取組を進めています
奄美大島でバニラ農園を経営するAMAMIバリュープロデュース(代表:林晋太郎)が、5月13日~14日に東京流通センターで開催された展示会「cottaビジネスフェア2025」に出展しました。本展示会は、製菓・製パン・飲食に関わる企業が一堂に集まるイベントで、商談や情報交換を通じたビジネスチャンスの拡大を目的に開催されました。AMAMIバリュープロデュースは、インドネシア産バニラビーンズと、奄美産ザラメのバニラシュガーの展示・販売を行いました。
AMAMIバリュープロデュースの展示ブースには、2日間で約2,500名のお客様が来訪。多くの関係者にバニラシュガーとバニラビーンズを知っていただく機会となりました。今回の出展では、ZESDAスタッフの吉村もブースの運営に携わりました。ブースの設営やバニラシュガーの試食提供といったお客様への対応など、多方面で林晋太郎さんのサポートを行いました。
バニラ製品をPRする林さん(左)とZESDAスタッフの吉村(右)
多くのお客様が来訪しました
また、AMAMIバリュープロデュースが運営するバニラ農園では、4月に奄美大島で初となるバニラの花芽の形成が確認されました。今後、順調に進めば、12月頃にバニラビーンズを収穫し、加工をしたのち2026年4~5月に出荷できる見込みです。
農園では、バニラ栽培の様子をSNSで発信しているほか、生産現場を見学できる観光農園ツアーも行っています。今後は、収穫体験等のプログラムも実施予定です。AMAMIバリュープロデュースの今後をぜひチェックしてみてください。
・バニラ農園観光ツアー参加申込フォーム
・奄美バニラビーンズプロジェクト Instagram
・奄美初となるバニラの花芽を確認。開花間近-本格国産バニラ生産への第一歩(PR TIMESプレスリリース 2025年5月23日)
・奄美プロジェクト
・cottaビジネスフェア2025
2)ZESDA主催のイベント情報
グローカル・ビジネス・セミナー(GLBS)
地方の中小企業の海外進出の事例を研究するセミナーシリーズ。明治大学奥山雅之研究室と共催しています。
開催レポート
グローカル・ビジネス・セミナーVol.31「海外クラウドファンディングを活用した日本ものづくり産業の海外進出」を5月14日(水)に開催しました。
株式会社Gaku代表取締役の中村岳人さんから、海外クラウドファンディングという手法が有効なケースや、実際にクラウドファンディングを成功させるためのポイントについて、具体例を交えてお話しいただきました。
ご登壇いただいた中村岳人さん
・講演動画はこちら
・株式会社Gaku Webサイト
プロデュース人材育成講座 (PSRi)
イノベーションを促進する様々なプロデューサー人材から手法を学ぶセミナーシリーズ。研究・イノベーション学会プロデュース研究分科会と共催しています。
次回告知
7月30日(水)19時より、オンラインとオフライン(会場:SUMIDA INNOVATION CORE)のハイブリッド形式で開催予定です。詳細が決まり次第ご案内します。
ZESDA Stand Up LIVE (ZSUL)
パラレルキャリアで活躍する人材の経験をシェアするセミナーシリーズ。
次回告知
6月24日(火)に、ZESDA事務局次長の本田秀一が登壇します。成長が求められる社会の中で、「消極的な自分でも、どうしたらうまくサバイブしていけるんだろう?」という本田が持つ問いを起点に、誰もが自分にとっての生存戦略を見つけるヒントを探っていきます。場所・時間等の詳細は決まり次第ご案内します。
3)各プロジェクトの活動報告
ZESDAは、日本各地でグローカルビジネス(地方の中小企業等の海外進出)をプロデュースしています。各プロジェクトの活動情報をご報告します。
春蘭の里プロジェクト(石川県能登地域の地方創生プロデュース)
春蘭の里が宿泊客の受け入れを再開
能登半島地震の影響で宿泊施設の営業を休止していた農家民宿「春蘭の里」が宿泊客の受け入れを再開しました。5月8日には、東京都目黒区の中学生約100人が修学旅行で訪れました。生徒たちは、農家民宿ならではの体験として、地元農家とともに田植え作業に取り組んだほか、春蘭の里で稼働する水素発電施設で作られた水素エネルギーを活用した調理プログラムにも参加しました。
田植えを体験する修学旅行生(2025年5月12日多田喜一郎さんブログより)
春蘭の里は、今後も修学旅行生の受入を予定しています。また、能登地域の自然を求めて訪れるインバウンド観光客も増え始めており、賑わいが回復しつつあります。ZESDAは、春蘭の里が安定した受け入れ体制を整備していくために、専門知識を持ったスタッフの派遣等を通じて支援を進めています。
・【復興を後押し】東京の中学生が奥能登に 震災後初の修学旅行受け入れ 田植え体験で“もてなし”(テレビ金沢YouTube 2025年5月8日)
・震災後初の修学旅行生 東京から能登に107人到着 復興応援(北國新聞 2025年5月8日)
・春蘭の里 Webサイト
・春蘭の里プロジェクト
「ひらみゆき農園」のブルーベリー加工品と「のとっこ」のしいたけ加工品、東京大学の五月祭で販売
能登町でブルーベリー栽培を手がける「ひらみゆき農園」と、しいたけ栽培を手がける「のとっこ」の商品が、5月24日、25日に東京大学本郷キャンパスで開催された五月祭で販売されました。今回の販売は、東京大学の学生が運営する東大FS能登町支援チームが行ったもので、「ひらみゆき農園」からはブルーベリーミルクとブルーベリーソース、「のとっこ」からはおかずしいたけがブースに並びました。
東大FS能登町支援チームは、「能登の関係人口の創出」と「創造的復興」への貢献を目指し、地域と連携した復興支援やボランティア、情報発信を行う団体です。今回の五月祭では、能登の特産品の紹介を通じて能登の魅力を発信したほか、ブースでの売上を能登復興支援に寄付するなど、様々な面で能登の復興を支援しました。
・ひらみゆき農園 Instagram
・のとっこ Instagram
・東大FS能登町支援チーム Instagram
奄美プロジェクト(鹿児島県奄美大島地域をプロデュース)
成瀬茉倫さんのトークイベント、6月22日に開催
奄美大島島唄の唄者として民族音楽調査やアーティスト活動をしている成瀬茉倫さんが、奄美市のライフ&ワークスペース「Living AMAMI」で6月22日に開催されるトークイベントに出演します。イベントでは、成瀬さんの大学生活の振り返りや、10月に入学予定のオックスフォード大学大学院で学びたいことについてお話しします。
・【成瀬茉倫さん凱旋企画】研究×島唄でオックスフォードに!成瀬茉倫さんに聞く、未来の拓き方(Peatix)
・成瀬茉倫 Instagram
ZESDAスタッフの活躍
連載「現役官僚のニューヨーク駐在日記」
ZESDAスタッフで現役官僚の橘が、「中の人」ならではの視点で日米の行政・社会構造を比較分析していく「現役官僚のニューヨーク駐在日記」。本連載もいよいよ最終章。3回に分けてお届けするNY駐在の総括編の1回目となる今回は、ニューヨークにおける「出張組」「駐在組」「永住組」の3種類の日本人の特徴を読み解き、日本の外交戦略の可能性を考えていきます。
・日本の命運を握る「三種類の日本人」「三段構えの社交戦術」「三次元の国家間関係」について
弁理士資格を持つ西山スタッフが「知財みらい勉強会」に登壇
ZESDAスタッフの西山が、5月24日にxBridge-Yaesuで開催された「知財みらい勉強会」に登壇しました。知財みらい勉強会は、知的財産権に関する支援活動に取り組むJIPPO(日本知財経営推進機構)が主催する「ビジネスと知財」をテーマとした勉強会です。西山は、「地方創生に向けて弁理士が貢献できること」をテーマにお話ししました。
・JIPPO(日本知財経営推進機構)
・知財みらい会 X
動画メディア「NEOTERRAIN」でZESDAが支援する地域を紹介
奄美PJ担当シニアプロデューサーの三宅が手がける動画メディア「NEOTERRAIN」(ネオテレイン)で、ZESDAが支援する地域が続々と紹介されています。今回は、和歌山県の紀南地域のアートイベント「紀南アートウィーク」を取り上げた動画をご紹介します。
・NEOTERRAIN YouTube
4)関連団体の活動情報
ZESDA春のBBQ大会を開催
5月18日に東京夢の島マリーナで、ZESDA春のBBQ大会を開催しました。ZESDAは年に数回、ご縁のある関係者とご家族の方々を交えて、交流会を開催しています。今回は、メールマガジンの登録者にもお声がけし、約50名の方々にご参加いただきました。
当日は、BBQを囲んで交流を深めたほか、成瀬茉倫さんが演奏する奄美の島唄にあわせて参加者全員で輪踊りを踊るなど、ZESDAらしいスタイルで盛り上がりました。
成瀬さんの島唄を聴きながら踊る参加者
小川製作所
連載「日本の経済統計と転換点」
第5回PSRi「ものづくり三代目が日本経済の「ファクト」を毎日ツイートする理由~経済統計(ファクト)で確認する日本経済の現在地と課題~」にご登壇いただいた小川製作所さんは、確かなデータ分析によって日本経済の実態を日々発信しています。日本の経済をデータを元に読み解く、シリーズの最新記事をお届けします。
・固定資本減耗の国際比較 - 運輸・倉庫業(小川製作所note 2025年5月23日)
・小川製作所 公式X(旧Twitter)
Digima~出島~
第1回GLBS 明治大学×ZESDA 「グローカル・ビジネス・セミナー」Digima~出島~「海外進出白書(2018-2019年版)」を読み説く!にご登壇いただいたDigima~出島~は、「グローバル市場で成功する日本企業を10,000社作る」という目標を掲げ、海外に展開したい日本企業と、海外展開をサポートする企業のマッチングプラットフォームを運営しています。
また、Digima~出島~は海外進出に役立つコンテンツや事例を随時発信しています。ZESDA通信では、最新記事やイベント情報をお届けします。
・海外サプライヤー活用の成功ノウハウ|相互関税時代を生き抜く調達戦略とは?(Digima~出島~ 2025年5月28日)
5)ZESDAの提供サービス等
パラレルキャリア・コンサルティングサービス(有料)
2012年の創設以来、ZESDAでは多種多様なスタッフがパラレルキャリア活動を展開してきました。組織が蓄積してきた経験を基に開発された独自のワークシートを用いて、あなたに合ったパラレルキャリア探しのご相談に応じます。
・お問い合わせ、申し込みはこちらから
【世界難関大合格】現役官僚が教える留学対策講座~戦略から英語勉強法まで~(講師:橘宏樹)
オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、ハーバード大学、コロンビア大学など、数々の名門大学への合格実績を誇る講座です。履歴書・志望動機書・推薦状の書き方や英語の勉強法はもちろんのこと、欧米エリートの文化や哲学に関する深い理解に基づいた、独自のTipsを伝授する人気の講座です。動画視聴料は2000円です。
・お問い合わせ、申し込みはこちらから
ZESDAの出版書籍
『プロデューサーシップのすすめ(紫洲書院)』(NPO法人ZESDA/研究・イノベーション学会プロデュース研究分科会共著)
ZESDAが提唱する日本型のイノベーション手法「プロデューサーシップ(R)」。その理論の下に16の事例を体系的にまとめた「プロデューサーシップのすすめ」が、新規載録を加えて装丁も新たに、さらにお求めやすい価格で新版をリリースしました。Unlimited(読み放題)にも加入しています。ぜひご覧ください。
・電子版(1250円)
・紙書籍版(1980円)
『グローカルビジネスのすすめ(紫洲書院)』(NPO法人ZESDA/明治大学奥山雅之教授共著)
NPO法人ZESDAと明治大学奥山雅之研究室は「グローカルビジネスセミナー」を共催し、各分野の第一線で活躍する人々の知識と経験を蓄積してきました。本書は一連のセミナーの内容をもとに、グローカルビジネスの事例を豊富に収めた、日本初のグローカルビジネス実践マニュアルです。Unlimited(読み放題)にも加入しています。ぜひご覧ください。
・電子版(1250円)
・紙書籍版(2420円)
〈編集・発行〉
NPO法人ZESDA
「ZESDA通信」編集部