金沢の中国料理店「菜香楼」(本館=金沢市西念、TEL 076-265-8668)が現在、上海万博記念企画のコース料理を期間限定で提供している。
同コース料理は、「日本と中国の懸け橋になりたい」を経営理念とする同店が「上海万博をきっかけに、当地のおいしい情報や楽しい話題を提供したい」と企画した。同店の閑散期でもある5~6月に新規客を開拓する狙いもあるという。
メニューは、前菜の盛り合わせ・中華粥(がゆ)・手作り点心2種盛り合わせ・本日のおまかせ料理・揚げ春巻き・おまかせデザート(2,010円)。上海名物の「豚バラ肉の煮込み」や、黒酢や紹興酒を使った料理を盛り込む。米を材料に使った料理が特徴の上海ならではのデザートも。そのほか、名物のショウロンポウを同店がアレンジした「3種類の小龍包盛り合わせ」(500円)も用意する。「酸辣湯(サンラータン)風味」「カニ肉入り」「肉入り」の3種がある。
これらの料理は本館のほか、新館(金沢市駅西新町)、エムザ店(武蔵町)、招龍亭(西念)、百番街店(木ノ新保町)でも提供するが、店舗により内容が異なる。同コース料理の注文客には、上海万博の入場券(10人)や万博のマスコットキャラクターのぬいぐるみ、同店食事券などの景品が当たる抽選も行う。
同店経営企画室の多賀さんは「5月に提供を始めて以来、お得な価格設定もあり好評を得ているので期間延長も検討する話も出ている」と話す。
コース料理の注文は2人から受け付ける。現時点では7月10日までを予定。