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金沢で高岡の鋳造作家の作品展 有機的な曲面を金属で表現

尾崎迅さんと鋳造作品

尾崎迅さんと鋳造作品

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 鋳造作家・尾崎迅さんの作品展「鋳物による道具と彫刻」が3月14日、生活雑貨店セレクトショップniguramu(ニグラム)(金沢市高岡町)で始まった。

尾崎迅さんの作品展

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 尾崎迅さんは金沢美術工芸大学出身。現在は富山県高岡市で、銅合金を中心とする金属鋳造によるインテリア用品やオブジェなどの作品を制作している。

 木造の長屋を改装した店内には、鋳造された金属製の食器、一輪挿しの花器、茶道具のふた置き、線香立てなどの小物を中心に、新作のオブジェも展示する。壁に取り付けるフックのような生活用具も。

 金属の鋳造に使う原型を木材や石こうなどで造形するという尾崎さん。シンプルながらも有機的な曲面で構成している作品が多いことについて、自然界にある形をイメージしながら抽象化していると話す。

 店主の辻喜代司さんも高岡出身で、尾崎さんとは高岡に店があった頃からの付き合い。店を構えた金沢の町名が、歴史的に高岡市に由来がある高岡町だったのは偶然だという。

 営業時間は11時~19時。木曜定休。今月26日まで。

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